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「オリンピックを乗り切る鍵だった」米紙が東京五輪における“コンビニの存在”を称賛「驚くほどの商品を試せた」

THE DIGEST編集部

2021.08.10

今大会で大きな役割を果たした“コンビニの存在”について、米紙が言及している。(C)Getty Images

今大会で大きな役割を果たした“コンビニの存在”について、米紙が言及している。(C)Getty Images

 17日間の熱戦に幕を閉じた東京五輪。過去最多となる日本勢のメダルラッシュに加え、多くの感動シーンが誕生した。

 まだ素晴らしいプレーの数々の余韻が残る中、米誌『Los Angeles Times』は「ユニークな東京五輪では多くの愛すべき、そして奇妙な瞬間があった」とし、今大会を取材した記者、カメラマンらの回顧レポートを掲載。その最初では、ネイサン・フェンノ記者が今大会における“コンビニの存在”について言及している。

 オリンピックの取材は東京で自身3度目のだったというフェンノ記者。記事内で「パンデミックに関する様々な制限の中、ジャーナリストが直面したのは14日間の隔離生活だった」と説明するとおり、やはり無観客開催となった今大会は不自由な感覚があったようだ。
 
 しかし同記者にとって、そんな生活の中での“例外”は「毎日15分間、コンビニエンス・ストアに立ち寄ること」だったという。「それが長い労働時間や厳しい締め切り、あまり楽しくないと感じたこともあったオリンピックを乗り切るための鍵だった」と続けている。

 さらに、大会期間中には、サンドイッチ、おにぎり、ビーフコロッケ、たこ焼き、ポークカレーなど「驚くほど多彩な商品を試すことができた」といい、充実した品ぞろえに驚愕した様子。「(今大会は)拭い去ることのできない緊張感があった」という中、厳しい制限下に置かれた彼らにとって、コンビニは大きな役割を果たしたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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