気迫の演武を見せてくれた男が惜別の想いを記した。

　今回、日本へ向けてメッセージを発信したのは、空手・男子形のダミアン・キンテロ（スペイン）。今大会は新しく加わった同種目で初の決勝へ駒を進め、８月６日には日本代表の喜友名諒（劉衛流龍鳳会）に惜敗したものの、見事に銀メダルを獲得している。

【画像】「この写真は永遠だ！」キンテロが公開した喜友名との“閉会式２ショット”をチェック

　そして五輪閉幕後の10日には、自身のTwitterに「ARIGATO!」と感謝を綴ると、「信じられないような旅であり、忘れられない経験になった」と今大会を回顧。自身初舞台となった五輪について「このリングは魔法のようだ」と続け、最後は「また会いましょう！」と再会を約束した。
  　さらに写真には、“武道の聖地”日本武道館で一礼するカットや、代表旗手を務めた閉会式でのショットなど４枚を掲載。先日も、同じく日本の旗手を務めた喜友名との仲良しショットを投稿しており、「この写真は永遠だ！」とツイート。コロナ禍の厳しい制限下でも、充実した２週間を過ごせたようだ。

　３年後のパリ大会では正式種目から外されることが決まっている同競技。今度いつ復活するかわからない状況だが、再び五輪の舞台で彼らの演武が見られることに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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