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バレーボール

東京五輪はすでに過去。これからの「柳田将洋」は何を目指すのか

北野正樹

2021.09.04

バレー界の未来を見据える柳田。写真提供:サントリー・サンバーズ

バレー界の未来を見据える柳田。写真提供:サントリー・サンバーズ

 29年ぶりに五輪で準々決勝進出を果たしたバレーボールの日本男子代表「龍神NIPPON」。ブラジルにストレートで敗れ、1976年のモントリオール五輪以来、45年ぶりの4強入りこそ逃したが、石川祐希(ミラノ)や怪我から復調したエース・西田有志(ジェイテクト→ビーボ・バレンティア)、大学生で抜擢された高橋藍(日体大2年)らが躍動し、3年後のパリ五輪に期待をつなぐ大会になった。

 そんな中、柳田将洋(サントリー)は、自らを見つめ、バレー界の未来に思いをはせる。

「今日まで見せてくれた戦いを日本中のバレーボーラーは感じている。ここからがまたバレー界にとって新しいスタート。本当に素晴らしかった。お疲れさまでした」

 日本代表が最終のブラジル戦を終えた後、柳田が自身のツイッターに書き込んだコメントだ。バレーボールを愛する一人の人間として五輪メンバーへのリスペクトと、この流れをバレー界の未来に、ともにつなげていくという決意がうかがえた。
 
 代表の試合は、練習との兼ね合いはあったものの、基本的に全試合をテレビで観戦。バスケットの日本女子には「女子バスケがすごいことになってる!!!」と書き込み。他競技からもパワーを得たようだ。

 7月6日に29歳の誕生日を迎えた柳田は今、チームの本拠地、大阪府箕面市のサントリー箕面トレーニングセンターで、10月15日に開幕するVリーグ連覇を目指して週5日、基礎練習などに汗を流す。5月下旬にチームに合流し、いつも通りストイックに自分を追い込む姿は、これまで通り。

 五輪出場の夢を果たせなかったことについて、柳田は「それに関しては僕自身がコントロールできることではない。(勝負が)出来たらな、という思いはゼロではないが、その前に合宿などでアピールするところがゼロではなかったと思う。練習でしっかりとアピールすることが出来なかったので、ステージに立てなかったのだと、僕自身はそういうとらえ方をしている。そういう意味では平等に選考の機会はあったと思う」と、異を唱えることはない。
 

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