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「記憶に残るものとなった」パラリンピック大会を英紙が評価!閉会式の演出は「締めくくるにふさわしい」

THE DIGEST編集部

2021.09.06

ミュージシャンやダンサーらのパフォーマンス、色鮮やかな演出が話題を呼んだパラリンピック閉会式。(C)Getty Images

ミュージシャンやダンサーらのパフォーマンス、色鮮やかな演出が話題を呼んだパラリンピック閉会式。(C)Getty Images

 12日間にかけて熱戦が繰り広げられたパラリンピック大会が9月5日、ついに幕を閉じた。

 同日に「Harmonious Cacophony(調和する不協和音)」というコンセプトの下で行なわれた閉会式。このイベントには、世界中から注目が寄せられたが、中でも「パラリンピックを締めくくるのにふさわしい式典だった」として、英紙『The Guardian』は振り返りの記事を掲載している。

 同紙は「不調和に輝く照明に、色鮮やかで大音量の音楽、これらすべてが一体となって、心を揺さぶるようなものに仕上がっていた」と評すると、「同時に派手な(東京の)街も作られていたが、それは一部混乱しているようだった」と感想をコメント。式全体を通しては、カラフルな演出が強く印象として残ったようだ。
 
 さらに、コンセプトについて「モダンでデジタルな光景を作り出しただけでなく、より大きな意味を持っていた」とコメント。「それはパラリンピックが目指してきたもので、『世界には大きな違いがあるが、それは弱点ではなく強みであり、力を合わせることでより良い未来をもたらすことができる』というものだ」と説明した。

 出場した163か国の選手に対しては、「一人ひとりが大きな困難を乗り越えて東京にたどり着いた」と続けると、「彼らは感謝の気持ちと同時に、障がい者が世界から注目される小さな窓を最大限に活用し、競技に臨む決意を表明した」と言及。「日本で開催されたこの2週間は記憶に残るものとなった」と称賛している。

 これで先のオリンピックを含め、「東京2020大会」の全日程が終了。次は3年後のパリ大会となるが、はたしてどのようなイベントになるだろうか。

構成●THE DIEGST編集部

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