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格闘技・プロレス

「なかなかデリシャスな女になったんじゃない?」スターダム3連戦を乗り切ったジュリアが白川未奈に快勝!

どら増田

2021.09.07

3連戦の最終日、ジュリア(左)は白川未奈(右)に快勝を収めた。(C)スターダム

3連戦の最終日、ジュリア(左)は白川未奈(右)に快勝を収めた。(C)スターダム

 ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは9月6日、東京・後楽園ホールで『5★STAR GP 2021後楽園大会』を開催した。

 第7試合ではジュリアと白川未奈が5★STAR GP公式戦で対決。2勝2敗同士の対戦だ。ジュリアは黒星が先行していたが、8.13後楽園大会のメインでコグマを下して2勝2敗の五分にしており、これ以上負けられない闘いが続いている。一方の白川は連勝スタートもその後は連敗。この試合で嫌な流れを止めておきたいところだった。

 試合はコール終了と同時に白川がジュリアに奇襲を仕掛けてゴングが打ち鳴らされる。白川はスリーパー。ヒザをマットに打ちつけてからの吊り天井と積極的に攻めていく。エルボーの打ち合いを受けて立つジュリア。しかしジュリアの強烈なエルボーで白川がダウン。立ち上がった白川が蹴りをキャッチしヒザへのドロップキック。白川は首4の字固めへ。ジュリアがエスケープすると、白川が「OK、いくぞ!」気合いを入れてコーナーに上がり、ダイビングエルボーアタックからローリングエルボー、さらにコーナーに乗せるとバックブロー、セカンドロープに乗せてDDTと怒涛の攻撃を見せる。これをジュリアに返されると、白川は再びフィニッシュをアピールしてジュリアを引き起こす。

 白川のインプラントDDT狙いをジュリアがこらえて顔面を蹴り上げる。ジュリアはノーザンライト・ボム狙いも白川は必死にエルボーで抵抗。しかし、飛びついた白川をそのまま捕まえてノーザンライト・ボムで叩きつけると3カウントが入り、ジュリアが勝ち点6を掴んでいる。
 
 バックステージでジュリアは、「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君、なかなかこの3連戦、濃い3連戦の最終日の締めはね、白川未奈。いやあなんか久々にやったけど、なかなかデリシャスな女になったんじゃない?女?女だな、まだ。まだまだだな。でも、効いたよ。よく見てるなと思って。どこが痛いか。効いた。すっげぇ一瞬あせった。でもおぼえとけよ、これがジュリアだよ。もう一回やろうな、アリベデルチ!またな」と白川の実力を認めつつ、4日のベルサール新宿大会から、5日の新日本プロレス、メットライフドーム大会、そしてこの日と続いた3連戦を振り返った。

 ジュリアは新日本のリングでも評価を高めており、この勢いのまま優勝まで辿り着きたいところだろう。

◆スターダム◆
『5★STAR GP 2021後楽園大会』
2021年9月6日
東京・後楽園ホール
観衆 471人(コロナ対策限定人数)
▼5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦(20分1本勝負)
○ジュリア【6点】(5分33秒 片エビ固め)白川未奈【4点】●
※ノーザンライト・ボム

文●どら増田

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