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ゴルフ

「誰も勝てないくらいの実力を」メジャー初Vで今季8勝!完璧主義の稲見萌寧が“夢”を語る【日本女子プロ選手権】

THE DIGEST編集部

2021.09.13

トロフィーを持ってピースサインを作る稲見。今季の目標として掲げていた“国内メジャー優勝”を達成した。(C)Getty Images

トロフィーを持ってピースサインを作る稲見。今季の目標として掲げていた“国内メジャー優勝”を達成した。(C)Getty Images

 9月12日、女子ゴルフ『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(茨城県・静ヒルズカントリークラブ)は大会全日程を終え、稲見萌寧が大会レコードの通算19アンダーで最終日をホールアウト。国内メジャー初優勝で今シーズン8勝目&通算9勝目を挙げた。

【動画】「一番うれしい」稲見がメジャー初Vに笑顔!JLPGAが公開したメッセージ映像をチェック

 この日は、首位と1打差の2位タイから逆転を狙った稲見。前半から1、4、6、9番と順調にバーディを重ねていくと、その勢いは後半も止まらなかった。ボギーをたたくことなく、10、11、13、16番でスコアを伸ばし、最終的には8バーディの「64」でフィニッシュ。下位に4打差をつける圧巻の勝利だった。
 
 優勝会見では、開口一番に「一番の目標としていたメジャー優勝を達成できてそれが一番うれしい」と歓喜の心境をコメント。「ティショットをミスしてもフェアウェイで収まってくれてたり、セカンドもついてくれたりした。パターも決まってくれた、すべてが良かった」と納得の表情を浮かべている。

 さらに今大会の勝因については「ショットがついてくれたのが一番だと思う。4 日間楽しく回れたのでそれが良かった」と自己分析。今後に向けて「誰も勝てないくらいの実力をつけたい、というのが不可能に近いですけど夢ではある」と語り、「完璧主義者なので全部が完璧になるように頑張りたい」と意気込んだ。

 これで賞金ランキングも小祝さくらを抜いて1位に浮上。今シーズンに入って大ブレイクを果たした彼女は、はたして今後どこまで突き進むのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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