バレーボール

“世界トッププレイヤー”を目標とする石川祐希がイタリアリーグ7季目に挑む!強豪を相手に「勝利」にこだわる!

THE DIGEST編集部

2021.09.22

ミラノで2シーズン目を迎える石川が、出国を前に会見に臨んだ。写真提供:デサントジャパン

 9月22日、イタリア男子バレーボールのセリエAのパワーバレー・ミラノで7季目に向け出発を前に、石川祐希が報道関係者に向けオンライン会見に臨んだ。

 日本代表の主将として、東京五輪では29年ぶりに予選突破を果たし、アジア選手権では銀メダル獲得に貢献した石川だが、「力不足で結果は出せなかったんですけど、プレー・パフォーマンスは持てるものは出せた」と振り返り、「自分のベストパフォーマンスを出す力は、ほぼ身につけてこれたので、それをどう結果に結びつけるかをイタリアで取り組んでいきたい」と語った。

 昨季に引き続きミラノでプレーする25歳は、「勝つこと」を今季最大テーマとして掲げる。世界各国から強豪選手が集い「本当にレベルの高いシーズンになる」と意識しながら、「簡単ではないけど、その中で勝つ意味は高い」と淡々と話す。

 昨シーズンは、チーム1位・リーグ8位となる470点の活躍ながら準々決勝で敗退となった。その悔しさを胸に「準決勝進出を目標に戦っていきたい」と狙いを定め、世界のトッププレイヤーになるために「石川祐希にもっていったら得点取ってくれるっていう評価をつけたい」と覚悟を口にした。
 
 スパイクには自信を見せる石川だが、「ブロックが一番課題を感じている」と言い、「ブロックでも点をとれるようになれば高さのある選手に張りあえる。ブロックを重点に取り組みたい」と力を込める。

 10月10日に開幕するセリエA。ミラノの初戦は10月17日だ。世界の強豪たちを相手に見せてくれる「勝利」にこだわったパフォーマンスに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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