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ゴルフ

「不思議な気持ちでいっぱい」渋野日向子がスランプ乗り越え“復活V”!年下の活躍には「置いて行かれてる感があった」

THE DIGEST編集部

2021.10.10

3日間を通じて安定したゴルフを貫いた渋野。約1年11か月ぶりの優勝に歓喜の涙を流した。(C)Getty Images

3日間を通じて安定したゴルフを貫いた渋野。約1年11か月ぶりの優勝に歓喜の涙を流した。(C)Getty Images

 スマイリングシンデレラが涙の復活Vだ。

【画像】「優勝おめでとう」JLPGAが公開した渋野日向子の“最終日フォトギャラリー”をチェック

 10月10日、女子ゴルフの国内ツアー『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(静岡県/東名カントリークラブ)は大会の全日程を終え、注目の渋野日向子が通算10アンダーでホールアウト。その後4人で争われたプレーオフを制し、2019年11月以来の国内ツアー5勝目を手にした。

 この日、首位と2打差の5位から逆転を期した渋野は、序盤からパーを並べる展開の中、8番でバーディを奪って前半を折り返す。後半は10、15番でボギーをたたいたものの、11、13、14、16、18番とバーディを量産。6バーディ・2ボギーの「68」で最終ラウンドをまとめ、プレーオフでは2ホール目でバーディを奪って勝負に決着をつけた。
 
 勝利の瞬間には感極まり、両手で顔を覆った渋野。優勝会見では「こんなに早く勝てると思っていなかったので、不思議な気持ちでいっぱい」と率直な心境を明かすと、「いろいろ思い出して泣いちゃって……。これでいろんな人にいい報告ができる」と歓喜のコメントを残した。

 狭間&プラチナ世代の活躍もあり、「自分が置いて行かれている感があった」という渋野だが、このところはトップ10が続くなど好調。今後へ向けては「やることは変わらない。来週からまた気持ちを切り替えて目の前の一打に集中して、上位で争いたい気持ちもあるし、冷静にいまの自分と向き合って頑張っていきたい」と意気込みを語った。

構成●THE DIGEST編集部

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