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マラソン・駅伝

【箱根駅伝予選会】史上稀に見る日本人トップ争い! 駿河台大は悲願の初出場を決め、拓殖大は55秒差で予選落ち

THE DIGEST編集部

2021.10.23

箱根出場権をかけ、今年は23日に各校がぶつかり合った。写真:滝川敏之

箱根出場権をかけ、今年は23日に各校がぶつかり合った。写真:滝川敏之

 10月23日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地にて「箱根駅伝予選会」が開催され、41校の学生たちが駆け抜けた。同大会は、各校10人以上、最大12人が出走し、上位10人の合計タイムで競い、その10位までが来年1月に開催される箱根駅伝の本戦出場権を獲得する。

 秋の澄んだ空の下、午前9時35分に運命の号砲が鳴り響いた。15キロ地点から先頭争いに出たのはワンジク・チャールズカマウ(武蔵野学院)だ。そして、注目の日本人トップ争いは史上稀に見る大激戦となった。前回予選落ちを喫した中央学院のエース栗原啓吾が、ラスト1キロで日本人トップに躍り出て1位フィニッシュ。最後の最後には明治大の加藤大誠も猛烈な追い上げを見せ、栗原とほぼ並ぶ形で2位となった。

 10名の合計タイムの当落選争いも熾烈だった。名門の明治大が1位、中央大が2位通過。中央学院は2年ぶり22回目、駿河台大は初の本戦出場権を手にし、一方、前回本戦出場の拓殖大は通過ラインまで55秒差の11位で涙をのんだ。
 
 予選会の結果は以下の通り。

1位 明治大(4年連続63回目)
2位 中央大(5年連続95回目)
3位 日本体育大(74年連続74回目)
4位 山梨学院(2年連続35回目)
5位 神奈川大(12年連続53回目)
6位 法政大(7年連続82回目)
7位 中央学院(2年ぶり22回目)
8位 駿河台大(初出場44校目)
9位 専修大(2年連続70回目)
10位 国士舘大(6年連続50回目)
―――――(通過ライン)――――――
11位 拓殖大(9年連続43回目ならず)
12位 大東文化大(3年ぶり51回目ならず)

構成●THE DIGEST編集部
 

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