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フィギュア

「連勝記録に終止符が打たれた」平昌五輪以来となるネイサン・チェンの敗退に米衝撃! 総合3位で5連覇ならず

THE DIGEST編集部

2021.10.24

2018年から続いていた連勝記録がここでストップとなったチェン。(C)Getty Images

2018年から続いていた連勝記録がここでストップとなったチェン。(C)Getty Images

 絶対王者の敗戦に波紋が広がっている。

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 米ネバダ州ラスベガスにて行なわれている、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦アメリカ大会は現地10月23日、男子フリースケーティング(FS)を実施。前日のショートプログラム(SP)で4位と出遅れていたネイサン・チェンが、同大会5連覇を逃した。

 首位との14.54点差を追いかけたチェンは、4回転ジャンプ6本という予定構成で滑走。しかし、4回転ルッツと4回転サルコーがともに2回転となるなど、この日も調子が上がらず、フリーの得点は186.48点。合計269.37点と伸ばしきれず、総合3位にとどまった。
 
 演技終了後に「ネイサン・チェンの連勝が14大会目でストップ」と結果を報じたのは、米放送局『NBC Sports』。記事を執筆したブランドン・ペニー氏が「土曜日の夜、スケートアメリカの男子イベントはアメリカ人が優勝したが、それは期待されていた人ではなかった」と今大会を総括している。

 無敗記録を続けていたチェンが優勝を逃すのは、総合5位に終わった2018年平昌五輪以来初めて。同メディアは「3シーズン以上続いた長い連勝記録に終止符が打たれた」と続けると、まさかの結果に「今回は見事なカムバックを果たせなかった」と驚きを隠せない様子だ。

 なお、優勝を飾ったのは、総合295.56点のヴィンセント・ジョウ(アメリカ)。2位には総合270.68点の宇野昌磨(日本)が食い込み、SP5位につけていた17歳の佐藤駿は初出場からの表彰台は叶わなかったものの、総合4位の247.05点と健闘を見せた。

構成●THE DIGEST編集部

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