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フィギュア

「うれしいサプライズだ!」銀獲得の三浦璃来&木原龍一組を米放送局が称賛!GPシリーズでは日本人ペア初の表彰台

THE DIGEST編集部

2021.10.25

2019年からペアを結成している三浦&木原組。日本人同士としては初のGPシリーズ表彰台に立った。(C)Getty Images

2019年からペアを結成している三浦&木原組。日本人同士としては初のGPシリーズ表彰台に立った。(C)Getty Images

 日本人ペア初の快挙に現地でも注目が寄せられている。

 現地時間10月23日、米ネバダ州ラスベガスにて、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦アメリカ大会は、ペアフリースケーティング(FS)を実施。ショートプログラム(SP)3位の三浦璃来&木原龍一組が2位に食い込み、見事GPシリーズ初の銀メダルを手にした。

 合計222.50点で優勝したエフゲニア・タラソワ&ウラジーミル・モロゾフ組(ロシア)に敗れたものの、前日のSPに続いてフリーと合計(208.20)でも自己ベストを上回った三浦&木原組。同種目におけるGPシリーズ表彰台はこれが日本人ペア初となり、日本勢でも2011年NHK杯の高橋成美&マービン・トラン組以来10年ぶりのメダル獲得だ。
 
 この結果を受け、米放送局『NBC Sports』は「日本人ペアにとって、スケートアメリカでの銀メダルは喜ばしい(そして珍しい)サプライズだ」と報道。「この2日間で2度の自己ベストを叩き出し、観客を楽しませるような高揚と喜びに満ちたスケーティングだった」との高評価を下している。

 さらに「ともに日本出身のミウラとキハラは以前、この種目への注目度が低い他国のパートナーと組んでいた」と紹介すると、「彼らのパフォーマンスは現在、日本フィギュア界における2022年北京冬季五輪の団体メダル争いへ大きな希望を与えている」と今季のビッグイベントへ期待を寄せた。

 9月に行なわれたチャレンジャーシリーズのオータムクラシックでも国際大会初優勝を飾るなど、今季に入ってから好調を維持しているふたり。今後のパフォーマンスにも要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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