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宇野昌磨の「ムーンウォーク」には大歓声! トゥルソワ、ネイサン・チェンらがエキシビションで華麗な演技を披露【GPアメリカ大会】

THE DIGEST編集部

2021.10.25

エキシビションに登場した選手たち。左からネイサン・チェン、トゥルソワ、宇野。(C)Getty Images、写真:AP/アフロ

 現地時間10月24日、米ラスベガスで開催されているグランプリ(GP)シリーズ第1戦アメリカ大会が最終日を迎え、メダリストらが出演するエキシビションが開催された。

 男子シングルを2位で終えた宇野昌磨は、第2部に登場。マイケル・ジャクソンの『Planet Earth/Earth Song(Immortal Version)』にのせて、4回転+2回転トゥループ、トリプルアクセルを飛んだ。曲中はMJの代名詞ともいえるムーンウォークを氷上で披露すると会場からは歓声が送られた。

 また、今大会で優勝した米のヴィンセント・ジョウは、エキシビションながら4回転ループを飛ぶなど勢いを見せた。大会5連覇を逃して3位に終わったチェンは、チームUSAの女子フィギュアスケーターのマライア・ベルに送り出され、Aviciiの「The Nights」で伸び伸びとしたスケーティングと得意のバックフリップで喝采を浴びた。
 
 女子シングルを制したアレクサンドラ・トゥルソワは足の負傷が伝えられたが、エキシビションに登場。4回転こそ飛ばなかったが、黒いコートから、DCコミックスの人気女性ヒーローを題材にした映画『ワンダーウーマン』を彷彿とさせる衣装で、力強いジャンプと演技をみせた。

 日本勢では女子4位の坂本花織は赤い衣装で米の人気アーティスト、セレーナ・ゴメスの『Lose You to Love Me』にのせて4本のジャンプと伸びのあるスケーティングで魅せ、7位の宮原知子は紫色の衣装で『リラアンジェリカ』をしっとりと舞った。

 ペアで銀メダルに輝いた三浦璃来(19)木原龍一(29)組(木下グループ)は、負傷を考慮して欠場している。

構成●THE DIGEST編集部

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