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「最後は鳥肌が立った」鍵山優真が見せた“7位からの逆転V”に名物記者も感嘆!「すべてを兼ね備えている」

THE DIGEST編集部

2021.11.07

SPの上位6人をごぼう抜きした鍵山。米記者もその演技に熱い視線を浴びせている。(C)Getty Images

SPの上位6人をごぼう抜きした鍵山。米記者もその演技に熱い視線を浴びせている。(C)Getty Images

 驚異の逆転劇に米記者からも感嘆の声があがっている。

【動画】フリーで大逆転!鍵山優真が4回転+3回転トゥループを着氷した場面

 現地時間11月6日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦イタリア大会は2日目を迎え、男子のフリースケーティング(FS)を実施。ショートプログラム(SP)7位の鍵山優真は自身ベスト197.49点を叩き出し、総合278.02点で見事逆転Vを飾った。

 前日のSPでは精彩を欠いた鍵山だが、この日は冒頭の4回転サルコーを決めると、その後も次々とジャンプを成功させる。後半は4回転トゥループ、3回転フリップ+ループ、トリプルアクセルを着氷し、最後もなんとか持ちこたえてフィニッシュ。スタンディングオベーションが鳴り響く中、会心のガッツポーズが飛び出した。
 
 この結果には、もちろんフィギュアスケート界も大盛り上がりだ。迫真の演技を目の当たりにした米名物記者のジャッキー・ウォン氏は、自身のTwitterにてリアルタイムで反応し、「彼は蘇った。あのプログラムの最後は鳥肌が立ったよ」と称賛の言葉を送っている。

 さらに「ユウマ・カギヤマに最後の賛辞を送る」と投稿を続けると、「彼はすべてを兼ね備え、スターとしての資質があり、他の誰よりもフィギュアスケートの本質を理解している」と高く評価。シニア2年目の初戦にして、その声価が着実に高まっているようだ。

 昨季のNHK杯に続き、GPシリーズ2勝目を挙げた18歳。北京五輪へ向けた今後の活躍が楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部
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