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ゴルフ

「二桁優勝と地元で勝てたのがうれしい」稲見萌寧が9打差の圧勝劇! 賞金女王は「結果的になれたらいいなと」

THE DIGEST編集部

2021.11.14

トロフィーとともに笑顔を浮かべる稲見。22歳108日での通算10勝は宮里藍に次ぐ年少記録となった。(C)Getty Images

トロフィーとともに笑顔を浮かべる稲見。22歳108日での通算10勝は宮里藍に次ぐ年少記録となった。(C)Getty Images

 11月14日、女子ゴルフの国内ツアー『第37回伊藤園レディスゴルフトーナメント』(千葉県/グレートアイランド倶楽部)は大会全日程を終え、首位から出た稲見萌寧が通算17アンダーでホールアウト。コロナ禍の影響でシーズン統合となった今季では9勝目、通算では節目の10勝目を飾った。

 2位と1打差をつけて迎えたこの日、前半5、8番と順調にバーディを重ねた稲見は、後半もその勢いは止まなかった。12番からの3連続バーディで後続を一気に引き離すと、16、18番でもスコアを伸ばし、7バーディ・ノーボギーの「65」でフィニッシュ。最終的に下位と9打差をつける圧勝劇だった。
 
 優勝会見では「パターが今日一日入ってくれたので、そこがすごく良かった」と勝因を分析し、「二桁優勝できたことと地元千葉県で勝てたのがうれしい」と歓喜のコメント。ラウンドの内容については「ショットが自分の思ったようにうまく打てないところが多くて、パターで助けられたなという感じ」と冷静に振り返っている。

 10月に発症した腰痛は「自分で姿勢を意識したり、痛み止めを飲んでなんとかなったりという感じなので、プレーにはそこまで影響していない」という稲見。目標として掲げていた「通算二桁優勝」を達成し、次に狙うのは「今季二桁優勝」だという。その一方で期待が高まる「賞金女王」へは「結果的になれたらいいなと思う」と思いを語った。

構成●THE DIGEST編集部

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