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ラグビー

「優勝してくれよな」が現実に!稲垣啓太、W杯最後のつぶやきは南アフリカへのシンプルな祝福メッセージ

THE DIGEST編集部

2019.11.03

稲垣がベスト8で敗れた相手に送ったエールが現実のモノとなった。(C)Getty Images

稲垣がベスト8で敗れた相手に送ったエールが現実のモノとなった。(C)Getty Images

 大盛況のうちに幕を閉じたラグビーワールドカップ日本大会。日本代表は惜しくもベスト8で敗れたが、大会中に「笑わない男」で一躍有名になった稲垣啓太がエールを送った南アフリカが世界一に輝いた。今大会最多7万103人の観客が詰めかけた決勝戦は、南アフリカが32-12でイングランドに勝利。3大会ぶり3回目の優勝だ。

 決勝後に稲垣は自身のSNSで「Congratulations South Africa(おめでとう南アフリカ)」と祝福のメッセージを送ったが、自身がベスト8で敗れた直後に、対戦相手の南アフリカにエールを送っていたのは前述のとおりだ。

 稲垣は南アフリカ戦で「ビースト」の愛称で知られるムタワリラの危険なタックルを受けながらも、試合後に「日本代表のW杯は終わった。応援して頂いた多くの方に感謝を伝えたい。南アフリカの1番ムタワリラ選手。彼をずっと尊敬していたし、それは試合が終わった今でもそう。俺に対して危険なタックルがあったかもしれない。でも故意でないのはわかっている。気にしなくていい。ありがとう。優勝してくれよな。」とツイッターに投稿し、ムタワリラと肩を組んだり、ハグをしている写真をアップしていた。実際に「優勝してくよな」が現実となったわけだ。
 
 決勝後の稲垣のコメントにフォロワーからは、

「日本は世界最強国と戦っていたんですね!」
「感動的な試合でしたね!南アフリカは強かった!」
「ビーストは約束守ってくれましたね」
「こんな強い国と日本は戦ったんだなって改めて感動しました」
「イングランドさえ、南アフリカにトライを取れませんでした。日本代表の力はベスト4だったかも知れないということです。」

 南アフリカを称えるとともに、日本代表の強さも再認識したという意見も見られた。

 前回のワールドカップでは日本代表が格上の南アフリカに勝利し「スポーツ史上最大の番狂わせ」と言われたが、今大会は3対26とノートライで完敗を喫した。次回のフランス大会では日本代表の“リベンジ“が期待される。

構成●THE DIGEST編集部

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