[ラグビーW杯・決勝]イングランド12-32南アフリカ/11月2日/横浜国際総合競技場
ラグビーワールドカップは11月2日に決勝が行なわれ、南アフリカがイングランドを32-12で下して3大会ぶり3度目の優勝を果たした。
この日のスプリングボクス(ラグビー南アフリカ代表の愛称)は凄まじかった。準決勝で前回大会の覇者であるニュージーランドを撃破して波に乗るイングランドを、まずは持ち味のパワフルな守備で封じ込める。そして、65分にマカゾレ・マビンピが、75分にチェスリン・コルビが、それぞれトライを決め、相手を見事に振り切った。
1995年、2007年に次ぐ、史上最多タイの3度目の世界制覇を成し遂げた南アフリカ。そんな無類の強さを見せつけた戦士たちに母国メディアも歓喜している。
南アフリカの全国紙『Sowetan』は、「世界チャンピオンだ! ボクスがイングランドを破って惑星を征服した」と銘打ったマッチサマリー内で、次のように喜びを爆発させた。
「コーチのラシー・エラスムスの“マスタープラン”は、あくまでクールに、落ち着いて自分たちの台本通りに試合を戦うことにあったが、見事にそれを遂行した。南アフリカのフォワードは、スクラムでイングランドを潰した。この日のスプリングボクスの防御による好戦は、相手にスペースと時間を与えない完璧なものだった。スプリングボクスは、イングランドの薔薇(ラグビーイングランド代表エンブレム)から花びらがなくなるまで、全てを摘み取った」
さらに同紙は、ラグビー南アフリカ代表史上初の黒人キャプテンとして、チームを統率したシヤ・コリシについても、「偉大なるキャプテンにも我々はお辞儀をしなければいけない。黒人初のキャプテンとなって世界制覇を成し遂げた彼の旅は、まさに伝説だ」と絶賛した。
日本で大勝利を掴み取ったラグビー南アフリカ代表。その強さは、あっぱれというほかにない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】南アフリカが3度目の世界一!07年以来の頂点に立ち喜び爆発!
ラグビーワールドカップは11月2日に決勝が行なわれ、南アフリカがイングランドを32-12で下して3大会ぶり3度目の優勝を果たした。
この日のスプリングボクス(ラグビー南アフリカ代表の愛称)は凄まじかった。準決勝で前回大会の覇者であるニュージーランドを撃破して波に乗るイングランドを、まずは持ち味のパワフルな守備で封じ込める。そして、65分にマカゾレ・マビンピが、75分にチェスリン・コルビが、それぞれトライを決め、相手を見事に振り切った。
1995年、2007年に次ぐ、史上最多タイの3度目の世界制覇を成し遂げた南アフリカ。そんな無類の強さを見せつけた戦士たちに母国メディアも歓喜している。
南アフリカの全国紙『Sowetan』は、「世界チャンピオンだ! ボクスがイングランドを破って惑星を征服した」と銘打ったマッチサマリー内で、次のように喜びを爆発させた。
「コーチのラシー・エラスムスの“マスタープラン”は、あくまでクールに、落ち着いて自分たちの台本通りに試合を戦うことにあったが、見事にそれを遂行した。南アフリカのフォワードは、スクラムでイングランドを潰した。この日のスプリングボクスの防御による好戦は、相手にスペースと時間を与えない完璧なものだった。スプリングボクスは、イングランドの薔薇(ラグビーイングランド代表エンブレム)から花びらがなくなるまで、全てを摘み取った」
さらに同紙は、ラグビー南アフリカ代表史上初の黒人キャプテンとして、チームを統率したシヤ・コリシについても、「偉大なるキャプテンにも我々はお辞儀をしなければいけない。黒人初のキャプテンとなって世界制覇を成し遂げた彼の旅は、まさに伝説だ」と絶賛した。
日本で大勝利を掴み取ったラグビー南アフリカ代表。その強さは、あっぱれというほかにない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】南アフリカが3度目の世界一!07年以来の頂点に立ち喜び爆発!