[ラグビーW杯・決勝]イングランド12-32南アフリカ/11月2日/横浜国際総合競技場
今大会最後のトライは、文字通り圧巻だった。
南アフリカが25対12とリードして迎えた75分、イングランドにトドメを刺したのが、WTBのチェスリン・コルビだ。
敵の司令塔オーウェン・ファレルの突破を食い止めて、マイボールとなった瞬間、右サイドを駆け上がってパスを受ける。巧みなステップで一人をかわすと、圧倒的なスピードで独走。故障で欠場した準決勝のウェールズ戦の鬱憤を果たすかのようなトライを決め、雄叫びをあげた。
その後のコンバージョンも成功させたスプリングボクス(南アフリカ代表の愛称)が、終わってみれば32対12で快勝。2007年大会以来3度目となる戴冠を果たしたのだった。
最後の最後で衝撃のトライを決めたコルビを、敵国のメディアも称賛。英紙『INDEPENDENT』は、「コルビの魔法が南アフリカに3度目の栄冠をもたらした」として、次のように綴っている。
「南アフリカのウイングは、大きなステップでイングランドの守備を引き裂き、地面にボールを叩きつけて得点を挙げた。横浜からヨハネスブルグまでの狂喜乱舞を引き起こしたのだ」
また、ラグビー専門サイト『RUGBY ONSLAUGHT』も、「コルビがイングランドのファレルを死に至らしめた」とこのトライを激賞。さらに今大会の活躍を次のように称えている。
「コルビのダンスは、2019年大会に火をつけた。小さなウインガーはサイズがすべてではないことを示した。そのフットワークとテンポでディフェンスの裏を突き、彼を突破口にチームメイトが数少ないチャンスを掴むのを可能にした」
母国を戴冠に導いた14番は、2019年の年間最優秀選手賞にノミネートされている。11月3日の「ワールドラグビーアワード2019」で発表されるこの賞を手にし、優勝に花を添えられるか。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】南アフリカが3度目の世界一!07年以来の頂点に立ち喜び爆発!
今大会最後のトライは、文字通り圧巻だった。
南アフリカが25対12とリードして迎えた75分、イングランドにトドメを刺したのが、WTBのチェスリン・コルビだ。
敵の司令塔オーウェン・ファレルの突破を食い止めて、マイボールとなった瞬間、右サイドを駆け上がってパスを受ける。巧みなステップで一人をかわすと、圧倒的なスピードで独走。故障で欠場した準決勝のウェールズ戦の鬱憤を果たすかのようなトライを決め、雄叫びをあげた。
その後のコンバージョンも成功させたスプリングボクス(南アフリカ代表の愛称)が、終わってみれば32対12で快勝。2007年大会以来3度目となる戴冠を果たしたのだった。
最後の最後で衝撃のトライを決めたコルビを、敵国のメディアも称賛。英紙『INDEPENDENT』は、「コルビの魔法が南アフリカに3度目の栄冠をもたらした」として、次のように綴っている。
「南アフリカのウイングは、大きなステップでイングランドの守備を引き裂き、地面にボールを叩きつけて得点を挙げた。横浜からヨハネスブルグまでの狂喜乱舞を引き起こしたのだ」
また、ラグビー専門サイト『RUGBY ONSLAUGHT』も、「コルビがイングランドのファレルを死に至らしめた」とこのトライを激賞。さらに今大会の活躍を次のように称えている。
「コルビのダンスは、2019年大会に火をつけた。小さなウインガーはサイズがすべてではないことを示した。そのフットワークとテンポでディフェンスの裏を突き、彼を突破口にチームメイトが数少ないチャンスを掴むのを可能にした」
母国を戴冠に導いた14番は、2019年の年間最優秀選手賞にノミネートされている。11月3日の「ワールドラグビーアワード2019」で発表されるこの賞を手にし、優勝に花を添えられるか。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】南アフリカが3度目の世界一!07年以来の頂点に立ち喜び爆発!