現地時間11月25日、アメリカのヒューストンで行なわれている世界卓球は女子シングルス３回戦を実施。第３シードとして出場している日本の伊藤美誠は、世界ランク43位・芝田沙季との日本人対決を迎えた。

【動画】大激戦の日本人対決は伊藤が勝利！ベスト16入りを決めたマッチポイントをチェック

　前日の２回戦で４-０と貫録のストレート勝ちを収め、悲願の金メダルへ向けて順調な滑り出しを切っていた伊藤。この日対峙した柴田は、前日の２回戦で夜遅くまでもつれたフルゲームに勝利し、初出場からシングルス２勝を挙げて伊藤への挑戦権を手にしていた。
  　序盤は伊藤が優位に試合を進め、11-６で第１ゲームを先取。しかし、接戦の末に９-11で第２ゲームを落とすと、続く第３ゲームも６-11で失う苦しい展開となる。第４ゲームは０-４から挽回して11-６とし、第５ゲームは11-８、第６ゲームは２-11という互角の展開で勝負の行方は最終ゲームへ。ここを伊藤が11-６で突き放した。

　苦しみながらも、激しい同士討ちに決着をつけた伊藤。４回戦は、サウェータブット・スターシニー（タイ）、アンドレア・ドラゴマン（ルーマニア）の勝者と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTOギャラリー】石川佳純、伊藤美誠、早田ひな、平野美宇...女子卓球界が誇る史上最強の逸材たちを一挙にチェック！