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モータースポーツ

英メディアがガスリーの“孤軍奮闘ぶり”を絶賛! 角田裕毅には「追いついてきている」と期待も

THE DIGEST編集部

2021.12.03

ガスリー(左)と角田(右)のコンビは、2022年も継続することが決まっている。(C)Getty Images

ガスリー(左)と角田(右)のコンビは、2022年も継続することが決まっている。(C)Getty Images

 2021年F1世界選手権は20戦を終了した。だが、いまだドライバー、コンストラクターともにチャンピオンシップ争いは決着がついておらず、残り2戦ではさらなる大激戦が予想される。

 今季のアルファタウリは、コンストラクターズ・ランキングの5位を目標に掲げてきたが、カタール・グランプリでライバルのアルピーヌに25ポイントという大きな差をつけられたことで、非常に厳しい状況に立たされている。もちろん、チームやピエール・ガスリーと角田裕毅の両ドライバーも最後まで諦めず、全力を尽くすと誓っている。

 このイタリア・ファエンツァのチームがここまで獲得したのは112ポイントで、昨季の107をすでに上回り、トロロッソ時代を含めても歴代最多ポイントを達成。その内訳はガスリーが92、角田は20ということで、前者のフランス人ドライバーによるところが非常に大きいのは言うまでもない。彼には、レッドブル(途中でトロロッソに降格)時代の2019年に記録した95ポイントを更新できるかが注目される。

 そんなガスリーについて英国のモータースポーツ専門誌『MOTORSPORT』は、「非常に速く、安定感があり、ほぼ独力でチームをチャンピオンシップの6位に引き上げている」と評価。ドライバーズランキングでは、レッドブル、メルセデス、マクラーレン、フェラーリのドライバーに次ぐ9位につけ、アゼルバイジャンGPで3位表彰台、オランダ、メキシコGPで4位という結果を残した彼のことを、「“残りの”ベストドライバー」と表現した。

「今季は僕のF1のキャリアにおいて最高のシーズン」と語っているガスリーの将来について、同メディアはレッドブル復帰の可能性に言及。アレクサンダー・アルボン(今季はレッドブルのリザーブドライバー)と比べても十分な時間を与えられなかったフランス人は、十分な結果を残している。

 そんな現況はチーム代表のクリスチャン・ホーナーが「彼を呼び戻すことに熱心ではない」という状況で、同メディアは「前進するための道はアルファタウリにしかない」と記している。
 
 また、同メディアはガスリーのチームメイトである角田に対しては、「このルーキーがもう少し頻繁にポイントを獲得していたなら、5位争いでアルピーヌを上回っていた可能性があった」と指摘。だが、ガスリーとの関係の良さがチームにもポジティブに作用しているとも報じており、チームのテクニカルディレクター、ジョディ・エギントンの「我々はチームとして働いており、ガレージに隔たりはない。チームの仕事において、ガスリーは常に大きな部分を占めてきたが、それはユウキも同様だ」というコメントを引用した。

 フランツ・トスト代表がガスリーと角田のコンビで臨む2022年からの新レギュレーションを嬉しく思っていること、そして「最速のドライバーのひとりであるガスリーに対し、ユウキも追いついてきている。ユウキは(F1が行なわれる)コースを知らないが、彼にはスピードがあり、今ではF1マシンにも精通し、技術的な側面をよく理解している」と語ったことも紹介されている。

 チーム代表はまた、新レギュレーション下でのレースがどのようなものとなり、アルファタウリがどの位置につけられるかは分からないとしながらも、「機械的にも側面的にも進歩を遂げ、どんどん良くなっていることは自覚している」と自信も窺わせており、来季も日仏ドライバーコンビによるレースは見る者を楽しませてくれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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