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格闘技・プロレス

「ファンや選手にとって残念」村田諒太の統一戦延期に米反応!ゴロフキンは落胆も「リングに戻るのを楽しみにしている」

THE DIGEST編集部

2021.12.03

ゴロフキン戦の延期が決定した村田。2019年12月の防衛戦以来、約2年間試合から遠ざかっている。(C)Getty Images

ゴロフキン戦の延期が決定した村田。2019年12月の防衛戦以来、約2年間試合から遠ざかっている。(C)Getty Images

 注目されていた年末決戦の持ち越しに海外でも衝撃が広がっている。

【動画】村田諒太が猛烈なラッシュ! 宿敵ブラントを下したTKOシーンをプレイバック

 ボクシングの帝拳ジムは12月3日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大を受け、WBA&IBF世界ミドル級王座統一戦(12月29日/さいたまスーパーアリーナ)の延期を発表。WBA同級王者・村田諒太の“ビッグマッチ”が来春以降へ先送りとなった。

 同試合で対戦を控えていたのは、IBF同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)だ。今回の発表には「試合延期に深く落胆しているが、国民の健康と安全は常に優先されなければならない。一刻も早くリングに戻り、リョウタと対戦できることを楽しみにしている」と公式Twitterで反応している。
 
 また、米スポーツメディア『Essentially Sports』は、「ボクシングファンやミドル級ボクサーにとって残念なことに、ゴロフキンは新型コロナ変異株に関する新規制によって日本へ行けなかった」と報道。米専門局『ESPN』は「ゴロフキンが統一王者になるための待ち時間は、もう少し長くならなければならない」と伝えた。

 国内スポーツイベントへの影響はこれだけでなく、井岡一翔とジェルウィン・アンカハス(フィリピン)によるスーパーフライ級世界王座統一戦が中止に。先日もフィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナルの中止が発表されるなど、立て続けにスケジュール変更が余儀なくされている状況だ。

 はたして今後どのような展開となるのか。先の見えない状況ではあるが、感染の早期収束を祈りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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