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格闘技・プロレス

オミクロン株で試合延期の村田諒太が明かす“率直な思い”とは?「自分の人生を愛するための試練」

THE DIGEST編集部

2021.12.03

注目のゴロフキン戦へ準備を進めていた村田。現在の心境を公式SNSに綴っている。(C)Getty Images

注目のゴロフキン戦へ準備を進めていた村田。現在の心境を公式SNSに綴っている。(C)Getty Images

 世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が、ボクシング界の“ビッグマッチ”に直撃した。

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 12月3日、WBA世界ミドル級王者の村田諒太が所属する帝拳ジムは、WBA&IBF同級王座統一戦(12月29日/さいたまスーパーアリーナ)の延期を発表。43戦41勝(36KO)1敗と圧巻の成績を持つIBF同級王者、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との対戦が来春へ先送りとなった。

 この発表を受けた村田は公式インスタグラムを更新し、現在の思いを記したスクリーンショットを掲載。まず「12月29日の試合が延期となってしましました」と報告したうえで、「楽しみにしてくださった皆様、年末のスケジュールを頂戴していた皆様に、心よりお詫びを申し上げます」と綴っている。
 
 また、今回の水際対策に対しては「早急に決定した政府の対応に賛同し、支持いたします」と理解を示し、試合開催へ尽力していた関係者へ感謝のコメント。「ミドル級で世界タイトルを行うという大きなリスクを背負いながら、共に歩んでくださっている全ての皆様に、改めて感謝いたします」と続け、次の言葉で投稿を締めくくった。

「私個人としては今回の事は真に自分の人生を愛するための試練だと受け止めております。あくまで『中止』ではなく『延期』であること、楽しみにしてくださっている皆様に、心より御礼とお詫びを申し上げ、ご報告とさせていただきます」

 2019年12月の王座防衛戦以降、約2年間にわたってリングへ上がっていない村田。またしても試合が遠ざかった格好だが、先送りとなった来春の一戦ではどのようなファイトを繰り広げるのだろうか。彼らしいパワフルな戦いぶりに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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