“絶望”という異名どおりの驚くべきハイスコアだ。
現地時間12月25日、サンクトペテルブルクにて行なわれているフィギュアスケートのロシア選手権は大会最終日を迎え、女子シングルのフリースケーティング(FS)を実施。15歳のカミラ・ワリエワが前日のショートプログラム(SP)に続いて1位となり、合計283.48点で初優勝を果たした。
この日「ボレロ」に乗って氷上を舞ったワリエワは、2種類(サルコー、トゥループ)の4回転ジャンプ3本、トリプルアクセル1本を難なく決める。2位のアレクサンドラ・トゥルソワ(248.65点)、3位のアンナ・シェルバコワ(239.56点)らに30点以上の差をつける異次元のパフォーマンスを見せたのだ。
この結果を受け、五輪公式Twitterは「もうワリエワを止められない」と反応すると、米ベテランスポーツ記者のフィリップ・ハーシュ氏も「この世のものとは思えない」とツイート。「4回転サルコーとトリプルアクセルは“ハニュウのような”GOE(出来栄え点)に値する内容だ」と絶賛のコメントを残している。
さらに、米名物記者のジャッキー・ウォン氏は「今季ずっと素晴らしいFSを披露している」と記したうえで、「これまではムラが見られたものの、この数か月は違かった」とその成長を分析。はやくも来年2月の北京五輪へ「あと2か月、このレベルを維持できると願っている」と期待を寄せた。
すでに北京五輪の金メダル最有力候補とみられている“ロシアの新星”。『sportmk.ru』など複数メディアによると、今回の結果で自身初の五輪内定も決まったといい、今後のさらなる活躍に期待は高まるばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】ワリエワ、トゥルソワら北京五輪を席巻しそうなロシア女子フィギュアスケーターを特集!
現地時間12月25日、サンクトペテルブルクにて行なわれているフィギュアスケートのロシア選手権は大会最終日を迎え、女子シングルのフリースケーティング(FS)を実施。15歳のカミラ・ワリエワが前日のショートプログラム(SP)に続いて1位となり、合計283.48点で初優勝を果たした。
この日「ボレロ」に乗って氷上を舞ったワリエワは、2種類(サルコー、トゥループ)の4回転ジャンプ3本、トリプルアクセル1本を難なく決める。2位のアレクサンドラ・トゥルソワ(248.65点)、3位のアンナ・シェルバコワ(239.56点)らに30点以上の差をつける異次元のパフォーマンスを見せたのだ。
この結果を受け、五輪公式Twitterは「もうワリエワを止められない」と反応すると、米ベテランスポーツ記者のフィリップ・ハーシュ氏も「この世のものとは思えない」とツイート。「4回転サルコーとトリプルアクセルは“ハニュウのような”GOE(出来栄え点)に値する内容だ」と絶賛のコメントを残している。
さらに、米名物記者のジャッキー・ウォン氏は「今季ずっと素晴らしいFSを披露している」と記したうえで、「これまではムラが見られたものの、この数か月は違かった」とその成長を分析。はやくも来年2月の北京五輪へ「あと2か月、このレベルを維持できると願っている」と期待を寄せた。
すでに北京五輪の金メダル最有力候補とみられている“ロシアの新星”。『sportmk.ru』など複数メディアによると、今回の結果で自身初の五輪内定も決まったといい、今後のさらなる活躍に期待は高まるばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】ワリエワ、トゥルソワら北京五輪を席巻しそうなロシア女子フィギュアスケーターを特集!