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格闘技・プロレス

「まだ自分には戦う目的がある」井上尚弥との再戦へドネアが熱意!14歳下との同胞対決には「最高の状態で臨む」

THE DIGEST編集部

2021.12.10

井上(左)との再戦を追い求めるドネア(右)。その思いをガバリョ戦前の記者会見で語った。(C)Getty Images

井上(左)との再戦を追い求めるドネア(右)。その思いをガバリョ戦前の記者会見で語った。(C)Getty Images

 世界5階級制覇でWBC世界バンタム級王者のノニト・ドネア(フィリピン)が12月9日、“モンスター”との再戦へ向けた熱い思いを明かした。

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 今月11日に、同級暫定王者レイマート・ガバリョ(フィリピン)との王座統一戦を控えるドネア。今回はその記者会見に出席し、そのなかで「ナオヤ・イノウエとの試合を経て、まだ自分には戦う目的があると実感した」と“2年前の一戦”を振り返ったという。米ボクシング専門メディア『Boxing News 24』が伝えている。

 やはり最大の目標として見据えるのは、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥との再戦のようだ。2019年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝で対戦した際には、12ラウンドにわたる激闘の末、0ー3の判定負けを喫した。
 
 しかし、この一戦によってドネアの競技に対する熱は高まったという。先月に39歳となったドネアは次なる夢として「誰もが認める4団体統一王者になること」を掲げており、今年5月にKO勝ちを収めた世界戦も「その目的を持っているからこそ、ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)に強く出られた」とのことだ。

 また、今回対戦する25歳のガバリョについては「このようなレベルで戦うフィリピン人がいることを誇りに思う。レイマートとリングを共にできてうれしい」とコメント。さらに「彼は最高の状態で臨んでくるだろう。だから自分もしっかり準備してその状態で臨むよ」と力を込めた。

 井上へのリベンジへ向けてはまず落とせない一戦。24戦全勝(20KO)と優れた戦績を持つ同胞に対し、“フィリピンの英雄”はどのような戦いを繰り広げるのだろうか。熱いファイトから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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