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マラソン・駅伝

青学大の原監督が「パワフル大作戦」で箱根駅伝「優勝」宣言!今季絶好調の近藤幸太郎がキーマン

THE DIGEST編集部

2021.12.11

原監督にキーマンとして挙げられた3年の近藤幸太郎。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

原監督にキーマンとして挙げられた3年の近藤幸太郎。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 来年1月2、3日に開催される第98回箱根駅伝の「チームエントリー」を12月10日、全21チームが登録選手16名を確定させた。エントリー後、原晋監督(青山学院大)、長門俊介(順天堂大)、榎木和貴監督(創価大)、大志田秀次監督(東京国際大)、酒井俊幸監督(東洋大)の5人の指揮官が、オンライン上で「箱根駅伝監督トークバトル」を開催し、意気込みなどを語り合った。

 16名全員が10000m28分台と過去最高のメンバーで挑む青山学院大の原監督は「非常にいい仕上がりをしてます」と自信を覗かせ、毎年恒例のスローガンは「パワフル大作戦」と発表。「パワフルに箱根を駆け抜けたい」と口にし、往路1位、復路1位で「完全優勝目指します」と宣言した。

 この1年間で伸びた選手を問われると、5000m(13分34秒88)と10000m(28分10秒50)で青学大記録樹立した近藤幸太郎(3年)を挙げ、「全日本大学駅伝の時も駒澤大のエース田澤廉選手に20秒以内におさまった。前回7区でも快走してくれたんですけど、よりパワフルな走りになってきた」とさらなる活躍に期待を寄せた。
 
 また前々回の2区で好走した3年の岸本大紀の復活も大きい。指揮官は「多少、足が痛いところも出てるんでけど、駅伝力は素晴らしいものがあるので、3週間で仕上げていきたい」と意気込む。

 勢いにのる青山学院大をさしおいて、虎視眈々と「往路優勝」を目ざすと公言したのは、前回初の往路優勝を果たした創価大と前回4人の往路経験者を含む東洋大だ。原監督は「(東洋大で5区経験者の)宮下君の存在は大きい。いずれにせよ混戦でしょうね」と話す。

 イベントの最後には「青学大はパワフル大作戦と称しましたけど、参加の全大学のパワフルな走りで、コロナ禍で気持ちも経済も下がっているように思いますけど、日本国全体をパワフルに明るくしていきます」と締めた。

構成●THE DIGEST編集部
 

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