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格闘技・プロレス

防衛戦欠場のカシメロに“WBO王座はく奪”の可能性も。まさかの展開に陣営はSNSで嘆き「ウイルス性胃炎は最悪だ」

THE DIGEST編集部

2021.12.11

予定していた王座防衛戦をキャンセルしたカシメロ。WBOは医療記録の提出を命じているが……。(C)Getty Images

予定していた王座防衛戦をキャンセルしたカシメロ。WBOは医療記録の提出を命じているが……。(C)Getty Images

 フィリピンの猛者に“大トラブル”が起きた。

【動画】退屈な一戦だった!? リゴンドー戦で強烈なジャブを浴びるカシメロはこちらでチェック
 
 現地時間12月10日、WBO世界バンタム級王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は、翌日にドバイで予定されていた同級1位のポール・バトラー(英国)との防衛戦に向けた前日計量を行なえずに試合中止が決定した。主催の興行会社『プロベラム』公式Twitterが伝えている。

 同ツイートによると、試合辞退の理由は「計量に間に合わなかったため」とのこと。また、カシメロのカットマンを務めるスティーブン・ルナス氏は、Facebookで「ウイルス性胃炎は最悪だ」と体調不良を示唆しており、現地メディアの情報が錯綜状態となった。
 
 また、メインベントには、カシメロの代わりに同級10位のジョセフ・アグベコ(ガーナ)が起用されたが、この試合をWBOが暫定王座決定戦として承認。一方、カシメロに対しては、10日間以内に医療機関の診断書提出を命じており、医学的な根拠を証明できない場合は王座がはく奪されるという。

 これまでは、WBA&IBF統一同級王者・井上尚弥(大橋)との交渉にも積極的な姿勢を見せてきたカシメロ。そのマッチメイクが難航して今回の試合を迎えていただけに、井上の“4団体統一プラン”にも影響を及ぼす可能性も否定できない。今後の展開に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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