格闘技・プロレス

「ドネア2が実現に近づいた」井上尚弥が改めて再戦熱望! 鮮烈KOに「さすがという言葉しか出てこなかった」と賛辞

THE DIGEST編集部

2021.12.12

14歳下の同胞を下し、初防衛に見事成功したドネア(左)。井上(右)との再戦にも期待が高まる。(C)Getty Images

 レジェンドの鮮烈KOに"モンスター"が賛辞を送っている。

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 現地時間12月11日、WBC世界バンタム級王者のノニト・ドネア(フィリピン)は、米カリフォルニア州カーソンで行なわれた王座統一戦に登場。同級暫定王者のレイマート・ガバリョ(フィリピン)を4回2分59秒KOで下し、初防衛とともに団体内の王座統一に成功した。

 ベテラン戦士が見せたパフォーマンスに、WBAスーパー&IBF世界同級王者の井上尚弥が、所属する大橋ボクシングジムの公式Twitterを通じてコメントを発表。「さすがのキャリアで落ち着いた試合運びで安定感を感じた。フィニッシュのボディにもさすがという言葉しか出てこなかった」と感想を記した。
 
 12月14日には、両国国技館でWBA10位・IBF5位アラン・ディパエン(タイ)との防衛戦を控える井上は続けて「これでドネア2が実現に近づいたので14日はしっかりとクリアしてドネア2を実現させたいです」と意気込みを示し、ライバルの快勝を受けて気を引き締めた様子だ。

 さらに、所属ジムの大橋秀行会長も「2年前より遥か強くなっている」とドネアを称えたうえで、「(ジョンリエル・)カシメロの様子を見て、ドネアかカシメロと対戦を考えたい」と指針を発表している。井上が目標とする4団体統一へ向けて、まずはディパエン戦の快勝に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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