五輪連覇王者・羽生結弦の圧巻の演技には、海外見識者をも唸らせた。
12月24日、フィギュアスケートの全日本選手権2日目が開催され、8か月ぶりに実戦の舞台に戻ってきた男子シングルの大エースが、ショートプログラム(SP)で完璧の演技を披露。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、今季世界最高に相当する111.31点をマークし、首位スタートを切った。
新プログラム『序奏とロンド・カプリチオーソ』の曲に乗せた27歳は、4回転サルコー、4回転+3回転トゥループ、トリプルアクセルをすべて成功。ステップ、スピンもレベル4で揃える文句の付け所のないパフォーマンスをやってのけた。さらに表現力なども光っており、特に「音楽の解釈」では異次元の10点満点を叩き出したのだ。
まさに息を飲む演技に、かねてより羽生をこよなく愛す欧州衛星放送局『EUROSPORT』のマッシミリアーノ・アンベシ氏の目も引いたようで、「4回転サルコーが芸術になっていた」と唸り、「見事な美しいジャンプは完璧な技術だった。これは飽きずに、永遠に見ていられる」と絶賛。さらに演技全体についてはこう賛辞を贈った。
「技術要素のクオリティは置いておいて、氷の上で見せたエネルギーと意志の強さには、本当に感銘を受けた」
これまでもフィギュア界で歴史を築いてきた羽生。26日のフリースケーティング(FS)では、前人未到の4回転半ジャンプ(クワドアクセル)に挑戦する予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
【全日本フィギュアPHOTO】羽生結弦の情感溢れる初SP!「音楽の解釈」で審判9人中8人が満点評価
【全日本フィギュアPHOTO】トップ3に食らいつく! 山本草太、三浦佳生、三宅星南、友野一希、佐藤駿、島田高志郎、田中刑事ら男子SPでの勇姿を紹介
12月24日、フィギュアスケートの全日本選手権2日目が開催され、8か月ぶりに実戦の舞台に戻ってきた男子シングルの大エースが、ショートプログラム(SP)で完璧の演技を披露。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、今季世界最高に相当する111.31点をマークし、首位スタートを切った。
新プログラム『序奏とロンド・カプリチオーソ』の曲に乗せた27歳は、4回転サルコー、4回転+3回転トゥループ、トリプルアクセルをすべて成功。ステップ、スピンもレベル4で揃える文句の付け所のないパフォーマンスをやってのけた。さらに表現力なども光っており、特に「音楽の解釈」では異次元の10点満点を叩き出したのだ。
まさに息を飲む演技に、かねてより羽生をこよなく愛す欧州衛星放送局『EUROSPORT』のマッシミリアーノ・アンベシ氏の目も引いたようで、「4回転サルコーが芸術になっていた」と唸り、「見事な美しいジャンプは完璧な技術だった。これは飽きずに、永遠に見ていられる」と絶賛。さらに演技全体についてはこう賛辞を贈った。
「技術要素のクオリティは置いておいて、氷の上で見せたエネルギーと意志の強さには、本当に感銘を受けた」
これまでもフィギュア界で歴史を築いてきた羽生。26日のフリースケーティング(FS)では、前人未到の4回転半ジャンプ(クワドアクセル)に挑戦する予定だ。
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