12月25日、さいたまスーパーアリーナで開催されているフィギュアスケートの全日本選手権が3日目を迎え、女子シングルのフリースケーティング(FS)が行なわれた。
今シーズンのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯を制し、ショートプログラム(SP)を79・23点で首位に立った坂本花織は、フリーでも安定した演技をみせた。
ジャンプはダブルアクセル、3回転ルッツ(アテンション)を降り、続く3回転フリップ+2回転トゥループ、3回転サルコー、後半は3回転フリップ+トゥループ、ダブルアクセル+3回転トゥループ+2回転トゥループ、締めに3回転ループとミスなくまとめた。FS154・83点、総合234・06点で、3年ぶりの全日本を制覇を達成した。
フラッシュインタビューに応じた坂本は、「これ以上にないうれしさを感じていて、今は幸せでいっぱい。一発内定を有言実行できて、今は心がスカっとしている」とすがすがしい表情で語った。
SP74・66点で2位の樋口新葉は、冒頭にトリプルアクセルに挑戦。着氷は乱れた減点対象となったが転倒はせず、その後の3回転ルッツ+トゥループ、3回転サルコー、ダブルアクセルを着氷。後半は3回転ルッツ+3回転トゥループは後者がやや乱れ、3回転ループ+2回転トゥループ+2回転ループは降り、3回転フリップ(アテンション)を成功させた。FS147・12点、総合221・78点で2位で終えている。
また、74・17点でSP3位スタートとなった河辺愛菜はトリプルアクセルを用意。冒頭に「自分では100点満点」と語ったトリプルアクセルを、GOE+1・95点の評価を得て成功させた。その後、3回転ルッツの着氷が乱れるなどのミスもあったが、リカバリでカバーし、FS138・38点、総合209・65点で表彰台に乗った。
4位は三原舞依(FS133・20点/総合209・65点)、5位は宮原知子(FS132・75点/総合206・51点)、6位にフリーでトリプルアクセルを着氷した渡辺倫果(134・08点/総合199・15点)と続いた。
この優勝で坂本の北京五輪行きは内定した。代表3名は、26日の競技が終了後に発表される。
構成●THE DIGEST編集部
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今シーズンのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯を制し、ショートプログラム(SP)を79・23点で首位に立った坂本花織は、フリーでも安定した演技をみせた。
ジャンプはダブルアクセル、3回転ルッツ(アテンション)を降り、続く3回転フリップ+2回転トゥループ、3回転サルコー、後半は3回転フリップ+トゥループ、ダブルアクセル+3回転トゥループ+2回転トゥループ、締めに3回転ループとミスなくまとめた。FS154・83点、総合234・06点で、3年ぶりの全日本を制覇を達成した。
フラッシュインタビューに応じた坂本は、「これ以上にないうれしさを感じていて、今は幸せでいっぱい。一発内定を有言実行できて、今は心がスカっとしている」とすがすがしい表情で語った。
SP74・66点で2位の樋口新葉は、冒頭にトリプルアクセルに挑戦。着氷は乱れた減点対象となったが転倒はせず、その後の3回転ルッツ+トゥループ、3回転サルコー、ダブルアクセルを着氷。後半は3回転ルッツ+3回転トゥループは後者がやや乱れ、3回転ループ+2回転トゥループ+2回転ループは降り、3回転フリップ(アテンション)を成功させた。FS147・12点、総合221・78点で2位で終えている。
また、74・17点でSP3位スタートとなった河辺愛菜はトリプルアクセルを用意。冒頭に「自分では100点満点」と語ったトリプルアクセルを、GOE+1・95点の評価を得て成功させた。その後、3回転ルッツの着氷が乱れるなどのミスもあったが、リカバリでカバーし、FS138・38点、総合209・65点で表彰台に乗った。
4位は三原舞依(FS133・20点/総合209・65点)、5位は宮原知子(FS132・75点/総合206・51点)、6位にフリーでトリプルアクセルを着氷した渡辺倫果(134・08点/総合199・15点)と続いた。
この優勝で坂本の北京五輪行きは内定した。代表3名は、26日の競技が終了後に発表される。
構成●THE DIGEST編集部
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