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フィギュア

「心揺さぶられるプログラムだ」全日本優勝の坂本花織を米名物解説者も絶賛!「今日も落ち着いていた」【全日本フィギュア】

THE DIGEST編集部

2021.12.26

フリー、合計とも自己ベストを大きく上回った坂本。完成度の高い演技で観るものを魅了した。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

フリー、合計とも自己ベストを大きく上回った坂本。完成度の高い演技で観るものを魅了した。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

 盤石のパフォーマンスに海外から称賛の声があがっている。

 12月25日、さいたまスーパーアリーナで開催の全日本フィギュアスケート選手権は大会3日目を迎え、女子シングルのフリースケーティング(FS)を実施。ショートプログラム(SP)79.23点で首位に立っていた坂本花織は、この日も安定した演技で他を圧倒した。

 冒頭の大きなダブルアクセルを降りると、その後も全てのジャンプをミスなく着氷。重圧の懸かる大舞台で、FS154.83点、総合234.06点ともに自己ベストを更新してみせた。これで坂本は、2018年以来となる3年ぶり2度目の全日本制覇を達成し、2大会連続の五輪代表入りも決めた。
 
 この結果には、海外メディアも賛辞の言葉を惜しまない。米フィギュアスケート評論家のジャッキー・ウォン氏は、自身のTwitterにて「今日だけでなく、今週全体を通して落ち着いていた」とリアルタイムで反応。「カオリ・サカモトが2度目の五輪へ」と結果を伝えている。

 その後も「この2つは心揺さぶられるプログラムだ」と絶賛のツイートを連投した同氏。「サカモト、ヒグチ、カワベが五輪代表でない世界は想像できない」として、「これはかなり決定的なトップ3であり、今季の結果にも裏付けられている」と表彰台の顔ぶれを分析した。

 フラッシュインタビューでは「一発内定を有言実行できて、今は心がスカっとしている」と充実した表情を浮かべた坂本。はたして北京では、6位入賞に終わった平昌五輪のリベンジを果たせるか。ロシア勢以外で最高得点をマークしている21歳の今後から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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