「第98回箱根駅伝」は、青山学院大が10時間43分42秒の大会新記録で2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。2位には順天堂大、3位・駒澤大、4位・東洋大、5位・東京国際大と続いた。
登録メンバー16名全員が1万メートル28分台ランナーという盤石の布陣で臨んだ青山学院大は、付け入る隙を与えない駅伝を見せた。志貴勇斗がトップと45秒差の5位発進を決めると、2区の近藤幸太郎が2位へ順位を押し上げた。さらに、3区の太田蒼生が東京国際大の丹所健を終盤で交わしてトップへ浮上すると、4区飯田貴之、5区若林宏樹が安定した走りで首位を守った。
復路では6区髙橋勇輝が区間8位で山を駆け下り、7区岸本大紀が区間賞、8区佐藤一世が区間2位と好走。そして9区中村唯翔は2008年の篠藤淳(中央学院大OB)の記録を、10区中倉啓敦は2020年に嶋津雄大(創価大)が打ち立てたコースレコードを更新する力走で、大手町で待つ仲間の元へ真っ先に戻った。
2年ぶりの頂点に立った原晋監督は、「あっぱれ!と褒めてあげたい。過去最強軍団と称しておりました。それが口だけでなく現実になり、改めて学生たちの素晴らしさを感じました」と選手を称えた。
今シーズンは出雲駅伝と全日本大学駅伝ともに2位にとどまっていた同大学。1年間チームをまとめた主将の飯田は、「今年1年間、何があっても崩れないチームづくりを目標にやってきた」と振り返ったうえで、「全区間で圧倒的な力を示すことができた。全員が体現してくれて、良い駅伝が出来た」と喜んだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】青山学院大が大会新記録で2年ぶり6度目の優勝!第98回箱根駅伝を振り返る
登録メンバー16名全員が1万メートル28分台ランナーという盤石の布陣で臨んだ青山学院大は、付け入る隙を与えない駅伝を見せた。志貴勇斗がトップと45秒差の5位発進を決めると、2区の近藤幸太郎が2位へ順位を押し上げた。さらに、3区の太田蒼生が東京国際大の丹所健を終盤で交わしてトップへ浮上すると、4区飯田貴之、5区若林宏樹が安定した走りで首位を守った。
復路では6区髙橋勇輝が区間8位で山を駆け下り、7区岸本大紀が区間賞、8区佐藤一世が区間2位と好走。そして9区中村唯翔は2008年の篠藤淳(中央学院大OB)の記録を、10区中倉啓敦は2020年に嶋津雄大(創価大)が打ち立てたコースレコードを更新する力走で、大手町で待つ仲間の元へ真っ先に戻った。
2年ぶりの頂点に立った原晋監督は、「あっぱれ!と褒めてあげたい。過去最強軍団と称しておりました。それが口だけでなく現実になり、改めて学生たちの素晴らしさを感じました」と選手を称えた。
今シーズンは出雲駅伝と全日本大学駅伝ともに2位にとどまっていた同大学。1年間チームをまとめた主将の飯田は、「今年1年間、何があっても崩れないチームづくりを目標にやってきた」と振り返ったうえで、「全区間で圧倒的な力を示すことができた。全員が体現してくれて、良い駅伝が出来た」と喜んだ。
構成●THE DIGEST編集部
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