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格闘技・プロレス

井上尚弥とドネアの“再戦“が米専門メディアの「今年観たい試合」に選出!一方で「今は通用しないのでは」と懸念も

THE DIGEST編集部

2022.01.04

次はドネア(左)との再戦が濃厚と見られている井上(右)。米専門メディアは現状をどのように見ているのか。(C)Getty Images

次はドネア(左)との再戦が濃厚と見られている井上(右)。米専門メディアは現状をどのように見ているのか。(C)Getty Images

 注目の“ビッグマッチ実現”を米メディアも待ち焦がれている。

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 現地時間1月3日、米ボクシング専門メディア『Bad Left Hook』は「2022年に観たい試合」をランキング形式で5つ紹介。テレンス・クロフォードvsジャロン・エニス(ともに米国)、カネロ・アルバレス(メキシコ)vsデビッド・ベナビデス(米国)に次ぐ3位に、井上尚弥(大橋)vsノニト・ドネア(フィリピン)が選出された。

 2019年11月には、井上が3ー0の判定勝ちを収め、世界規模の「年間最高試合」として称賛された同対戦。記事を作成したウィル・エスコ氏は、その内容について「12ラウンドに渡ったこのハイレベルな戦いは、イノウエが勝利を得るためにあらゆる手段を講じなければならなかった」と振り返っている。
 
 また、同試合によってドネアは「スポーツの最高峰で戦うという熱い思いだけでなく、限界だと思われていた身体能力がまだあると証明した」といい、それを経た現状を「必ずしも肉体的な全盛期ではないかもしれない」としながらも、「今でもスマートなファイターと自負し、自分の才能をどう生かすかわかっている」と分析した。

 井上に敗れて以来、ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)、レイマート・ガバリョ(フィリピン)にKO勝ちを収めたドネア。その戦力については「再戦にふさわしい位置まで戻ってきた」と評しつつも、ランキング上位の選出しなかった理由を「現在のイノウエに通用しないのではないかと半ば予想しているからだ」と明かしている。

 はたして2022年はどんなファイトが繰り広げられるのか。今回発表されたランキングは以下のとおり。

1位 テレンス・クロフォードvsジャロン・エニス
2位 カネロ・アルバレスvsデビッド・ベナビデス
3位 井上尚弥vsノニト・ドネア
4位 ガーボンタ・デイビスvsライアン・ガルシア(ともに米国)
5位 ケイティー・テイラー(米国)vsアマンダ・セラノ(プエルトリコ)

構成●THE DIGEST編集部

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