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男子SPはネイサン・チェンが115・39点を獲得、首位発進! 2位ヴィンセント・ジョウ、3位に17歳マリニン【フィギュア全米選手権】

THE DIGEST編集部

2022.01.09

SP首位は5連覇中のチェン。(C)Getty Images

 現地時間1月8日、テネシー州のナッシュビルにあるブリヂストンアリーナで開催されているフィギュア全米選手権が3日目を迎え、男子シングルのショートプログラム(SP)が行なわれた。

 SPで首位に立ったのはネイサン・チェン。同大会5連覇中の22歳は、演目を『ラ・ボエーム』に変更して演技。冒頭の4回転フリップを難なく着氷すると、トリプルアクセルを降り、後半に4回転ルッツ+3回転トゥループを着氷。115・39点という高得点を獲得した。チェンは試合後の記者会見で「このSPは間違いなく僕のキャリアの中でハイライトの一つ」とコメントしている。

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 2位はヴィンセント・ジョウ。冒頭に4回転ルッツ+3回転トゥループを着氷し、GOE(出来栄え点)5・59点を稼ぐと、4回転サルコー、トリプルアクセルを降り、112・78点で続いた。

 そして、3位には17歳のイリア・マリニン。4回転ルッツ、4回転トゥループ+3回転トゥループ、トリプルアクセルを着氷し、103・46点を獲得。フリーでは4回転ジャンプを4本組み込む構成を予定している。

 4位には4回転ジャンプを含まない、3回転フリップ、トリプルアクセル、3回転ルッツ+3回転トゥループという構成で100・84点を獲得したジェイソン・ブラウン。5位はジミー・マーが91・62点で続いている。

 フリーは翌9日に行なわれる。3つある北京五輪枠争いの行方も注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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