格闘技・プロレス

「今年のターゲットは2つだ」ドネアの今後を母国解説員が予想!井上尚弥との再戦に加え、視野に入ってくるのは?

THE DIGEST編集部

2022.01.16

昨年11月に39歳となったドネアだが、はたして今後のキャリアをどう見据えているのだろうか。(C)Getty Images

 年齢による衰えを微塵も感じさせない"ベテラン戦士"に熱い視線が注がれている。WBCバンタム級王者のノニト・ドネア(フィリピン)だ。

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 昨年5月にノルディーヌ・ウバーリ(フランス)を撃破し、WBCバンタム級王座の再戴冠を果たしたドネア。同年12月のレイマート・ガバリョ(フィリピン)戦にも勝利し、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)と再戦を交わすポジションまで上げてきている。

 2019年11月に行なわれたWBSS決勝では、12回のフルラウンドにまでもつれ込む激しい攻防戦の末、井上が3-0の判定勝ちを収めた。この一戦は同年の「年間最高試合」として世界中のメディアから評され、現在も多くのファンや識者からリマッチを望む声は大きい。
 
 そして今回、ドネアが見据える今後のキャリアについて、ボクシング解説員のエド・トレンティーノ氏が見解を明かした。現地時間1月15日に掲載された同国メディア『Abante News』の記事によると、井上との再戦に加えて「今年のターゲットは2つだ」と言及したという。

 記事内でトレンティーノ氏は、井上戦が延期となった場合、ドネアの視野に入ってくるものとして、"階級下げ"の可能性を指摘。「ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)のいるスーパーフライ級に減量する計画を持っている」としたうえで、「今年がプロボクシングのラストイヤーになるかもしれない」と言及している。

 今月初めには、フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の勝者との対戦希望も示唆していたドネア。衰え知らずの"フィリピンの閃光"は今後、どのようなファイトを繰り広げるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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