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モータースポーツ

「ガスリー&角田裕毅」のコンビがアルファタウリにとって“好都合”な理由とは?チーム代表は新シーズンに期待も「予算上限」に苦悩

THE DIGEST編集部

2022.01.18

ガスリー(左)のような目標がチーム内にいることは、角田(右)にとっても大きな刺激になるだろう。(C)Getty Images

ガスリー(左)のような目標がチーム内にいることは、角田(右)にとっても大きな刺激になるだろう。(C)Getty Images

 昨季のF1世界選手権、アルファタウリは目標に掲げていたコンストラクターズ・ランキング5位にはあと一歩届かなかったが(6位)、獲得ポイント数はトロロッソ時代を含めてチーム史上最多の142点と、大きな進歩を果たした。

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 その内訳は、ピエール・ガスリーが110点、角田裕毅が32点。前者は最も飛躍を遂げたドライバーのひとりとして多方面から絶賛を受け、後者はシーズン前や開幕戦バーレーン・グランプリでの9位入賞でスーパールーキーとして注目されるも、その後は浮き沈みを繰り返し、終盤戦になってパフォーマンスが良化して、最終戦アブダビGPで自己ベストの4位入賞で来季に期待を繋いだ。

 目標だった5位に手が届かなったのは、不用意なミスによって多くのレースを失った角田に原因があると見る者が当然多いが、F1専門メディア『planetf1』によれば、チームのフランツ・トスト代表は、このフランスと日本のドライバーの組み合わせについては全く問題がないと強調している。
 
「経験のあるドライバーとのコンビであれば、スキルの高い若いドライバーがチームにいたとしても、アルファタウリはある程度のポジションを保ちながら、同時にその若いドライバーを教育していくことができる」と語るチーム代表。昨季は実際、チャンピオンシップで熾烈な争いを展開しながら、角田に対してはイギリスからイタリアへ移住させての徹底指導やアレクサンダー・アルボンを指南役として起用するなどの“育成”を同時に行ない、終盤戦になってこれが実を結んだ形となっている。

 そして65歳のオーストリア人によれば、経験の浅いドライバーを2人並べた場合は「チャンピオンシップ争いは非常にチャレンジングなものとなる。『2人の子ども』だけでトップ、あるいは中段争いに加われる可能性はほとんどない」と指摘。その理由として、「ピエールのように経験を積んだドライバーの場合、ライバルたちと100分の1秒単位の争いが可能だが、経験がない者はこれが10分の1単位となってしまう」と説明した。実際、ガスリーと角田の予選タイム差にも同様の開きがあったものである。
 

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