専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
フィギュア

羽生結弦とネイサン・チェンは「別格なんだ」と露メディアが嘆き。自国の男子シングルは「金メダルを取れない」

THE DIGEST編集部

2022.01.26

互いが互いを認め合う間柄の羽生(左)とチェン(右)。ふたりの存在にはロシアメディアも「別格なんだ」と称賛を送る。(C)Getty Images

互いが互いを認め合う間柄の羽生(左)とチェン(右)。ふたりの存在にはロシアメディアも「別格なんだ」と称賛を送る。(C)Getty Images

 開幕まで残り約1週間に迫る北京五輪へ向けて、“フィギュア大国”ロシアも熱気が高まっている様子だ。

【PHOTO】日本のアイス・プリンス!羽生結弦のシニアデビューから現在をプレイバック!

 同国メディア『sportsdaily.ru』は現地時間1月25日、フィギュアスケート全5種目で自国選手が獲得する「最高」のメダル数として「金4つ、銀3つ、銅2つ」を提示。計9つという“フィギュア大国”らしい数字だが、そのなかで唯一男子シングルに関しては「金メダルを取れない」と断言している。

 ロシアの同種目エースとして君臨するミハイル・コリャダ(ロシア)は、新型コロナウイルス感染によって辞退を強いられた。しかし、金メダルが望めない理由は「この欠場が、開幕の1週間半前に発表されたからでない」といい、現在の実力について「良くても銅メダルだったと認めざるを得ない」とのことだ。
 
 ここまで言わしめるのは、やはり世界選手権3連覇のネイサン・チェン(アメリカ)、五輪2連覇の羽生結弦(ANA)という大スターの存在だ。さらに記事内では、ふたりについて「別格なんだ」と称賛。その後も、同種目のロシア勢について「北京での五輪王者は期待しない方がいい。4年後ならともかく、今はまだだ」と指摘を続けている。

 各方面から金メダル争いが期待される羽生とチェンだが、最高の舞台でどのようなパフォーマンスが繰り広げられるのか。戦いの火蓋が切られるのは、2月8日の男子ショートプログラム(SP)から。再挑戦を狙う羽生の4回転半ジャンプとともに、彼らの動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】羽生結弦が挑む4回転アクセルは“恐怖”との闘い!欧州王者もが恐れる「前人未到」の技を決める難しさとは?

【関連記事】驚異の15歳ワリエワは“努力の天才”! 元コーチが幼少期のエピソードを証言「8歳でレベル4のスピンを習得していた」

【関連記事】「この上ない幸せ!」羽生結弦と写ったシェルバコワの“歓喜2ショット”に「めちゃくちゃ可愛い」と反響相次ぐ!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号