2月4日に開幕する北京五輪。大会を目前に控えるなか、開催国の“後ろぎたない行為”を懸念する声が上がっており、小さくない波紋を呼んでいる。
事の発端はドイツのスキー協会ヴォルフガング・マイヤー氏が、現地時間1月7日に『南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeitung)』の取材で、「(PCR検査の結果を)操作する扉は開いていて、何らかの形で邪魔をする人はいる」と有力なアスリートが排除されるのではと不安を口にしたことだ。
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これを受け同国のスノーボード連盟会長のミヒャエル・ヘルツ氏は、「中国での大会でフェアプレーが実現するか疑問だ」と同23日のポッドキャスト番組で語ったとドイツの全国紙『Die Zeit』が伝える。
ヘルツ氏は11月のテスト大会での出来事を遡り、スノーボードのドイツ代表コーチが新型コロナウイルス陽性判定を受けたことを明かした。その際の非人道的な扱いについて「彼が24時間どの様に扱われたか。人間の尊厳を冒す、本当にギリギリの境界線だった」と暴露した。
この非人道的に扱われたコーチはのちに偽陽性であることが判明したが、「申し訳ございません、誤判定でした」と片付けられたと話す。
開幕まで2週間を切るなか、この出来事は世界に衝撃をもたらしたようだ。4年に一度の夢の舞台はフェアプレーで行なわれることを願いたい。
構成●THE DIGEST編集部
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