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格闘技・プロレス

ドン・フライが酔っ払った観客に“怒りの鉄拳”! UFC会場での騒動が話題に「愚かな男性は誰に喧嘩を売ったかを理解していない」

THE DIGEST編集部

2022.01.29

総合格闘技やプロレスで活躍したフライ。日本でもお馴染みの名戦士の闘志はいまだ衰えていない(!?)。(C)Getty Images

総合格闘技やプロレスで活躍したフライ。日本でもお馴染みの名戦士の闘志はいまだ衰えていない(!?)。(C)Getty Images

 熱狂が渦巻く“格闘技最高峰”の舞台で起きた、予期せぬ事態が話題となっている。

 事の発端となっているのは、現地時間1月23日にカリフォルニアのホンダ・センターで開催された総合格闘技イベント『UFC270』での一幕だ。

 同ヘビー級王者のフランシス・ガヌー(カメルーン)と暫定王者のシリル・ガーヌ(フランス)による白熱の統一タイトルマッチも行なわれた同大会には、数多の大物ゲストが招待されていた。そのなかにあってひと際目立ってしまったのが、元人気格闘家のドン・フライ(アメリカ)である。

 2002年の高山善廣戦で格闘技史に残る名勝負を演じた往年の名手は、試合観戦中に観客席で酩酊状態にあった一般客に絡まれ、顔面への強烈なパンチで撃退。周囲が騒然とするなか、56歳のレジェンド戦士は颯爽とその場を去ったのだ。

【動画】酔っ払いの絡みに怒りの反撃! ドン・フライの撃退シーンをチェック

 日刊紙『NY Post』など複数の米メディアによれば、フライは自慢のカウボーイハットにぶつかってきた男性を口頭で注意。すると、相手が喧嘩を売りつけてきたため、「軽い一発をお見舞いした」という。

 先述の高山戦では壮絶な殴り合いを演じたフライ。今回の騒動は、当時を彷彿とさせる負けん気の強さを見せつけたと言えるかもしれない。『NY Post』は、喧嘩の様子について、こうまとめている。

「ファンは自分が一体誰に喧嘩を売りつけてしまったのかを全く理解していなかった。愚かな男は、あのドン・フライに勝負を挑み、顔面に一発を頂戴した。何事もなかったかのように去っていったフライは、現役時代のように威風堂々としていた」

 いまだ衰えぬ鉄腕ぶりを発揮したフライ。文字通り手痛い一発をくらった男性は、酔って気が大きくなっていたのかもしれないが、喧嘩をふっかける相手には注意が必要だろう。

構成●THE DIGEST編集部

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