東京体育館にて行なわれている『全日本卓球選手権』は大会最終日の１月30日、伊藤美誠（スターツ）と早田ひな（日本生命）の女子シングルス決勝が行なわれた。

　前日に女子ダブルス４連覇を飾ったペアによる頂上決戦は、伊藤がゲームカウント４ー１で３大会ぶり３度目の優勝を飾った。

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　試合序盤は伊藤が３-２から７点連取するなどし、第１ゲームを先取。さらに、一進一退の攻防となった第２ゲームを競り勝つと、続く第３ゲームもペースは変わらず、伊藤が優勝に王手をかける。早田にひとつ第４ゲームを返されたものの、最後は伊藤が突き放し、11-５、11-９、11-５、８-11、11-６でゲームセットとなった。
 
　優勝インタビューでは「どんな体勢でもどんな状態でも絶対返ってくると思って試合をしていた」と決勝を振り返った伊藤。「最初から最後まで自分らしい卓球ができたかなと思いますし、最後まで思い切ってできたと思います」と充実のパフォーマンスに笑顔を浮かべている。

　また、「私らしさというところを追及してやってきたので、本当に“らしさ”が出てよかった」と感想を続けると、「たくさんの方の前でいろんなプレーを出すことができて幸せ」ともコメント。今後に向けては「『誰にも負けたくない、誰にでも勝つ』というのが私の目標なので、これからもそこを目指して頑張っていきたい」と意気込みを語った。

構成●THE DIGEST編集部

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