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全日本卓球の結果に中国メディアも反応! 2冠の伊藤美誠と早田ひなは「女子ツートップとして認知された」

THE DIGEST編集部

2022.01.31

今大会で傑出した存在感を放った伊藤(左)と早田(右)を中国メディアはどう見ているのか。(C)Getty Images

今大会で傑出した存在感を放った伊藤(左)と早田(右)を中国メディアはどう見ているのか。(C)Getty Images

 圧倒的な活躍を見せるふたりに“卓球王国”も注目を寄せている。

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 1月30日、東京体育館にて開催されていた『全日本卓球選手権』は全日程を終了。最終日の女子シングルス決勝では、伊藤美誠(スターツ)が早田ひな(日本生命)をゲームカウント4ー1(11-5、11-9、11-5、8-11、11-6)で下し、3大会ぶり3度目の頂点に立った。

 前日に行なわれた女子ダブルス決勝でも、この“みまひな”ペアが歴代最多タイに並ぶ4連覇を成し遂げている。これによって伊藤は単複制覇を果たしたが、一方の早田も張本智和(木下グループ)と組んだ混合ダブルスで優勝しており、ともに今大会2冠を飾った形だ。
 
 この結果には、中国メディアからも反応が寄せられている。ポータルサイト『鳳凰網体育』は、このふたりを「新世代の日本卓球界を代表する選手」と評すと、「カスミ・イシカワやミウ・ヒラノの成績が落ち込むなか、女子ツートップとして認知され、チームの一番手を争っている」と現在の勢力図を分析した。

 また、シングルス決勝については「準決勝が不戦勝だったイトウは体力と気力を温存でき、7ゲームの激戦をプレーしたハヤタより有利だった」とも指摘。記事の最後では、伊藤の今後について「次に中国と戦うとき、さらなる自信を持って臨んでこられるだろうか。再び始める日中の卓球対決を楽しみに待とう!」と締めくくっている。

 プライベートでも仲が良いことで知られ、ライバルとして切磋琢磨し続けてきた伊藤と早田。それぞれパリ五輪へ向けて上々のスタートを切ったが、はたして今後はどんな活躍が見られるだろうか。国際大会での活躍、そして“打倒中国”へ向けた戦いから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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