2月4日に開幕する北京五輪が近づくなか、続々とコロナ陽性が報告されている。ノルディックスキージャンプ女子で金メダル有力候補と目されたオーストリアのエース、マリタ・クラマーもそのひとりで、スキー界に激震が走っている。
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現地時間1月29日、ドイツのヴィリンゲンにて開催されたW杯個人第10戦(ヒルサイズ147メートル)にて123.5メートルを飛び、今季6勝目を挙げた(2回目は強風で中止)クラマー。そんな順風満帆な20歳に、脅威が襲い掛かった。
翌30日、オーストリアのスキー連盟は、北京五輪前最後のPCR検査でクラマーが新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを発表した。本人は無症状だが、同日のW杯第11戦は欠場を強いられ、現在は隔離中だ。
五輪欠場となれば、金メダルが期待されていただけにオーストリアにとっても多大なダメージだ。同国オリンピック委員会は、「現在は五輪に出られるようにスケジュール調整を行なっている」と説明したうえで、「彼女にはすぐに別のPCRテストを受けさせている。五輪のエントリー要件として4回連続(最短24時間間隔)で陰性を示す必要がある」と伝えた。
「コロナのせいでスタートできなかったら、すべてのアスリートにとって悪夢になるだろう」とコロナに感染することを警戒し、家族と食事もしなかったとオーストリア紙『Kleinezeitung』に語っていたクラマーは、この非常事態に「落ち込んでいる」と明かす。
日本のエース高梨沙羅の最大のライバルでもある彼女は果たしてスタート位置に立てるだろうか。2月5日に開催される同競技。同国スキー連盟は、「最後のチャンスは5日の午前6時に北京に入り、午後5時の競技に出ること」と諦めない姿勢を見せている。
構成●THE DIGEST編集部
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五輪欠場となれば、金メダルが期待されていただけにオーストリアにとっても多大なダメージだ。同国オリンピック委員会は、「現在は五輪に出られるようにスケジュール調整を行なっている」と説明したうえで、「彼女にはすぐに別のPCRテストを受けさせている。五輪のエントリー要件として4回連続(最短24時間間隔)で陰性を示す必要がある」と伝えた。
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