壮絶な打ち合いだった。現地時間1月30日にアメリカのミシシッピ州ジャクソンで開催された素手ボクシングイベント『BKFC FN: JACSON』(ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ)の女子フライ級マッチだ。
この試合は互いに素手格闘技初参戦同士の猛者による激闘となった。元UFC戦士のジョセリン・ジョーンズ・ライバーガー(アメリカ)が、ムエタイ歴38戦を誇るベテラン、マルティナ・クロール(ポーランド)に挑んだのだ。
序盤から互いに打ち合ったなかで、アクシデントが起きたのは1ラウンド目だった。左眉上付近にクロールのジャブを受けたライバーガーが出血したのである。一度は止血してリングに戻ったが、2ラウンド目の途中に傷口が開いてしまい、もうどうにもとまらない状況に……。
気迫で3ラウンド目に臨んだライバーガー。血を拭いながら応戦したが、クロールの正確かつ強烈なパンチをかわせずに苦戦。なんとかラウンドを終えるも、傷が深くなり、“血まみれ”の状態となった彼女を見かねたドクターがストップ。元UFCファイターは、「大丈夫。私はできるから闘わせてよ」とアピールしたが、無念の敗戦を喫した。
【動画】衝撃的な殴り合い! ライバーガーが血まみれで見せた闘志シーンをチェック 試合続行の意思を見せていただけに、ライバーガーにとっては悔しい初陣だ。そんな一戦についてクロールの母国ポーランドのポータルメディア『Sport PL』は、「顔面全体が血まみれになった。あぁぁぁ! 見ているだけでも痛い」と速報。そして、こう続けた。
「素手による闘いはやはり一筋縄ではいかない。UFCで3度(3敗)も闘ったライバーガーですらも、簡単ではなかった。クロールの拳に屈した彼女は、血まみれの状態となっていた3ラウンドの後に、目の上の傷が開き過ぎたために、医師から続行を止められた」
もっとも、当人はすでに回復。試合後にも、ドクターに試合続行を求める動画を公開した彼女は、「戦士として常に望むものはこれ(闘い続ける)だけ」と主張している。
今後も素手ボクシング参戦に意欲を示しているというライバーガー。現在36歳の名手は、初陣の雪辱を果たせるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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この試合は互いに素手格闘技初参戦同士の猛者による激闘となった。元UFC戦士のジョセリン・ジョーンズ・ライバーガー(アメリカ)が、ムエタイ歴38戦を誇るベテラン、マルティナ・クロール(ポーランド)に挑んだのだ。
序盤から互いに打ち合ったなかで、アクシデントが起きたのは1ラウンド目だった。左眉上付近にクロールのジャブを受けたライバーガーが出血したのである。一度は止血してリングに戻ったが、2ラウンド目の途中に傷口が開いてしまい、もうどうにもとまらない状況に……。
気迫で3ラウンド目に臨んだライバーガー。血を拭いながら応戦したが、クロールの正確かつ強烈なパンチをかわせずに苦戦。なんとかラウンドを終えるも、傷が深くなり、“血まみれ”の状態となった彼女を見かねたドクターがストップ。元UFCファイターは、「大丈夫。私はできるから闘わせてよ」とアピールしたが、無念の敗戦を喫した。
【動画】衝撃的な殴り合い! ライバーガーが血まみれで見せた闘志シーンをチェック 試合続行の意思を見せていただけに、ライバーガーにとっては悔しい初陣だ。そんな一戦についてクロールの母国ポーランドのポータルメディア『Sport PL』は、「顔面全体が血まみれになった。あぁぁぁ! 見ているだけでも痛い」と速報。そして、こう続けた。
「素手による闘いはやはり一筋縄ではいかない。UFCで3度(3敗)も闘ったライバーガーですらも、簡単ではなかった。クロールの拳に屈した彼女は、血まみれの状態となっていた3ラウンドの後に、目の上の傷が開き過ぎたために、医師から続行を止められた」
もっとも、当人はすでに回復。試合後にも、ドクターに試合続行を求める動画を公開した彼女は、「戦士として常に望むものはこれ(闘い続ける)だけ」と主張している。
今後も素手ボクシング参戦に意欲を示しているというライバーガー。現在36歳の名手は、初陣の雪辱を果たせるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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