北京五輪3日目の2月6日、スキージャンプ男子個人ノーマルヒル決勝が、張家口国家スキージャンプセンター(ヒルサイズ=106メートル、K点=95メートル)にて開催された。日本のエース小林陵侑(土屋ホーム)は合計275点で金メダルを獲得。スキージャンプの金メダル獲得は、1998年長野大会の船木和喜(ラージヒル)以来、実に24年ぶりの快挙とした。
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予選4位で決勝へと駒を進めていた25歳は、1本目はジャンプに不利な追い風が吹くなかも、104.5メートルのビッグジャンプで全体トップに躍り出た。この時点で2位以降の選手に距離換算で約3メートル(6.2点)と大差をつけた。
「自分のイメージを心がけて飛びたい」と意気込んだ2本目も、風をうまく利用し、99.5メートルをマーク。プレッシャーを感じるなかでも、自ら優勝を手繰り寄せる攻めを見せた。
そのほか日本勢は、小林潤志郎(雪印メグミルク)が27位、佐藤幸椰(雪印メグミルク)が32位、中村直幹(フライングラボラトリー)が38位で競技を終えている。
構成●THE DIGEST編集部
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