2月6日、北京五輪のフィギュアスケート競技・団体戦2日目が行なわれ、女子シングルのショートプログラム(SP)と、そして4種目を終えて総合ポイント上位5チームにより決勝1種目の男子フリースケーティング(FS)が実施された。
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日本からは鍵山優真が出場した。初のオリンピックというプレッシャーのなか、18歳は『グラディエーター』にのせてのびのびと演技。公式戦初投入となる4回転ループほか4回転ジャンプ4本を含むジャンプ要素を成功させ、これまでの自己ベスト197.49点を大幅に上回る208.94点をマーク。2位のROC(ロシア)のマルク・コンドラチュクに27・29点の大差をつけた。
【北京五輪PHOTO】初の五輪で自己ベストを大幅更新!北京で躍動する鍵山優真!
この戦いぶりを、米放送局『NBC Sports』は「凄まじい活躍ぶり」と絶賛。先の女子シングルのSPで90.18点を叩き出した、鍵山と同じく今回がオリンピックデビューであるROCのカミラ・ワリエワとともに「ニュースターである彼らが国にメダルをもたらすだろう!」と伝えている。
また、鍵山が、今シーズンの国際スケート連盟(ISU)が公認の男子シングルのFSのベストスコアをも更新したのも併せて報じた同メディアは、「現時点で、グランプリ(GP)シリーズのカナダ大会で記録したネイサン・チェンの200.46点、GPアメリカ大会でヴィンセント・ジョウがマークした198,13点、NHK杯で宇野昌磨が残した187,57点、コンドラチュクが欧州選手権で187,50点などベスト5を抜き去った。"ネイサン・チェン超え"を達成だ」としている。
もっとも、チェンは、カナダ大会から五輪向けにプログラムを変更して臨んだISU非公認の全米選手権でSP115.39点、FS212.62点、総合328.01点を記録。また、鍵山の"先輩"にあたる五輪二連覇中の羽生結弦は今シーズン、ISU公認大会への出場はないが、同じく非公認の全日本選手権ではSP111.31点、FS211.05点を獲得している。
ともあれ、大舞台で披露した鍵山の鮮烈な演技は、間違いなく世界に大きな衝撃をもたらした。後半に4回転ジャンプのコンボとセカンドループの攻め抜いた構成、シーズン途中で4回転ループを投入し公式戦で披露するレベルに磨き上げた努力は、同じ競技で競う選手にとって無視できない存在になったと言えるだろう。
大舞台でも恐れず挑戦する18歳が次に挑むのは、男子シングル個人戦のショートプログラムだ。俄然増している勢いのままに、センセーショナルな存在として注目を集めそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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また、鍵山が、今シーズンの国際スケート連盟(ISU)が公認の男子シングルのFSのベストスコアをも更新したのも併せて報じた同メディアは、「現時点で、グランプリ(GP)シリーズのカナダ大会で記録したネイサン・チェンの200.46点、GPアメリカ大会でヴィンセント・ジョウがマークした198,13点、NHK杯で宇野昌磨が残した187,57点、コンドラチュクが欧州選手権で187,50点などベスト5を抜き去った。"ネイサン・チェン超え"を達成だ」としている。
もっとも、チェンは、カナダ大会から五輪向けにプログラムを変更して臨んだISU非公認の全米選手権でSP115.39点、FS212.62点、総合328.01点を記録。また、鍵山の"先輩"にあたる五輪二連覇中の羽生結弦は今シーズン、ISU公認大会への出場はないが、同じく非公認の全日本選手権ではSP111.31点、FS211.05点を獲得している。
ともあれ、大舞台で披露した鍵山の鮮烈な演技は、間違いなく世界に大きな衝撃をもたらした。後半に4回転ジャンプのコンボとセカンドループの攻め抜いた構成、シーズン途中で4回転ループを投入し公式戦で披露するレベルに磨き上げた努力は、同じ競技で競う選手にとって無視できない存在になったと言えるだろう。
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構成●THE DIGEST編集部
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