専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
その他

高梨沙羅は「まだビッグタイトル獲得のチャンスがある」! 涙の4位も独メディアは「すでに成功している」と進言【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.06

3度目の五輪でもメダル獲得はならなかった高梨。この結果に独メディアからも注目が集まっている。(C)Getty Images

3度目の五輪でもメダル獲得はならなかった高梨。この結果に独メディアからも注目が集まっている。(C)Getty Images

 現地時間2月5日に行なわれた北京五輪のスキージャンプ女子個人ノーマルヒルに日本の高梨沙羅が出場。金メダルの期待が高まったなかで、1回目98.5メートル、2回目は100メートルの合計224.1点で、惜しくも4位に終わった。

【PHOTO】北京五輪で輝け!冬のスポーツシーンを彩る「美女トップアスリート」たちを一挙紹介!

 踏み切りのタイミングが遅れて1回目は距離を伸ばせなかった高梨は、2回目こそ風を読んだ好ジャンプをみせるも、好調のスロベニア勢やドイツのカタリナ・アルトハウスをトータルで上回ることが出来なかった。
 
 本命視されながらも3度目の出場となる五輪で、悲願の金メダル獲得はならなかった高梨には反響が寄せられている。ドイツ・メディア『sport1』は、「サラ・タカナシは不本意な4位に終わり、涙をにじませた」とレポート。「女子スキージャンプ界ではトップクラスの実力を持つが、オリンピックや世界選手権などメジャーな大会での初金メダルはまだ先だ」とした。

 また、記事内ではこれまでの成績にも触れ、「タカナシは、いつも決定的な場面で神経をとがらせているようだ。2014年のワールドカップでは、個人総合ジャンプ18戦中15度の優勝を飾ったものの、それでもオリンピックではメダルに届かなかった」と今大会を振り返った。

 各国を転戦するワールドカップでは、通算61勝と強さを発揮してきた高梨。これまで、オリンピックでは2014年ソチでは4位、2018年平昌の銅メダル、また世界選手権でも個人種目での金メダルを手にしたことはない。
 
 それだけに同メディアは、「タカナシは大きな一矢を報いることができなかった。北京で4位に終わったことは、主要大会での日本人のトラウマをより強くすることになりそうだ」と指摘。そのうえで、「若いキャリアにおいて、すでに他のライバルたちよりも成功している。25歳のタカナシには、まだまだビッグタイトルを獲得するチャンスがある」と、付け加えている。

 試合後に「言葉にすることが難しい結果」と心境を語った高梨。だが、北京五輪はまだ終わっていない。出場が有力とされている今大会からの新種目、混合団体でのジャンプにも期待が寄せられている。今度こそ彼女らしいジャンプを披露し、大会を締め括ってくれると願いたい。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】高梨沙羅が涙ながらに「申し訳ない」と語ったインタビューにファン反応「切なくて苦しい」【北京五輪】

【関連記事】金メダル候補が衝撃の幕切れ! 不運続きのクラマーに高梨沙羅ら“同僚”が「これはフェアーじゃない」と嘆き【北京五輪】

【関連記事】「か、か、か、可愛い」高梨沙羅が引き締まった“美脚&美貌”を披露!「筋肉の力強さを感じる」「画になる」とファン喝采
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号