２月７日、米国フィギュアスケート連盟は、男子シングルのヴィンセント・ジョウが新型コロナウイルスに感染したと発表した。６日に行なわれた団体戦のフリースケーティング（FS）で３位に入り、チームに銀メダルをもたらしていた。

【PHOTO】北京五輪で輝け！冬のスポーツシーンを彩る「美女トップアスリート」たちを一挙紹介！

　この悲報に、ともに切磋琢磨する同胞のネイサン・チェンは「非常に残念なニュースだ。いつも彼と一緒に練習していて、この場にいるように、五輪で戦うのに相応しいのに……」と嘆いているとシンガポール放送局『CNA』が報じた。

　ここまで多くのアスリートを悩ますコロナウイルス。「時々考えるけど、間違いなくコロナは私たちの手には負えない」と口にした世界王者は、「二重のマスクと手の消毒、手袋の着用、顔を触らないことしかコントロールできない。これらは自分でコントロールできるのでそれは心がけていた」と自身の対策を紹介し、無念の結果となった仲間にメッセージを送った。
  「本当にがっかりした。すぐに彼がここに戻って来ることを願っています」

　コロナ対策としてバブル方式で開催されている今大会。マスクの着用が強制されるなど厳しいプロトコルが敷かれるなかでの感染となった。今後も少しの油断が大きな命取りとなるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【北京五輪PHOTO】ついに北京の地で初練習！前人未到の３連覇を目指す羽生結弦！

【関連記事】金メダル候補が衝撃の幕切れ！ 不運続きのクラマーに高梨沙羅ら“同僚”が「これはフェアーじゃない」と嘆き

【関連記事】「今までで一番おいしくない」韓国代表が選手村での食事に不満を吐露！「家に帰りたい」との声も