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「失格なんて11年間なかった!」スーツ規定違反のドイツ選手は怒り収まらず。「本当に残念で腹立たしい」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.10

高梨とともに混合団体で失格となったアルトハウス。公式SNSに心境を綴っている。(C)Getty Images

高梨とともに混合団体で失格となったアルトハウス。公式SNSに心境を綴っている。(C)Getty Images

 いまだ波紋を広げているスキージャンプ混合団体の“失格ラッシュ騒動”。スーツ規則違反を取られ、表彰台のチャンスを奪われた選手からは怒りの声が収まらないようだ。

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 現地時間2月7日に国家スキージャンプセンターで行なわれた同種目では、日本の高梨沙羅(クラレ)を含む女子選手5名がスーツ規定違反をとられた。このなかでもジャッジに厳しく批判を続けているのが、女子個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得していたカタリナ・アルトハウス(ドイツ)だ。

 現地時間8日に更新された公式インスタグラム(@katharina_althaus)では、「今日の判定に言葉も出ません」と始めると、「私たちのスポーツが台なしになり、アスリートとその夢は壊されてしまいました」とコメント。「失格なんて11年間なかった!」と今回の異様さを強調している。
 
 その後も、「本当に残念で腹立たしい」と正直な心境を明かすと、「私たちはこのためにすべてを捧げ、そして最高のジャンプを見せられたのに」と自身のパフォーマンスを回顧。最後には「ショックで理解できません」と綴っており、まだ気持ちの整理ができていないようだ。

 同日には、高梨も「私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です」などと、公式インスタグラム(@sara.takanashi)に謝罪文を綴っている。4年に1度の大舞台だっただけに、しばらくは同騒動の余波は続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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