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オリンピックでも挑戦を貫いた宇野昌磨、ランビエールコーチに対して抱いた「今大会唯一の心残り」とは?【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.11

宇野は決して守りに入ることはなく攻めた演技で五輪を終えている。(C)Getty Images

宇野は決して守りに入ることはなく攻めた演技で五輪を終えている。(C)Getty Images

 2月10日、北京五輪のフィギュアスケート競技、男子シングルのフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 ショートプログラム(SP)を105・90点で終え、3位につけていた宇野昌磨は、フリーでステファン・ランビエールコーチが振り付けた『ボレロ』を披露。4回転ジャンプを5本組み込む、宇野にとっての最高難度であり、非常に挑戦的なプログラムを演じた。

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 宇野は冒頭の4回転ループはGOE(出来栄え点)3・45点がつく着氷。続く4回転サルコーは1/4回転不足で減点となり、続く4回転フリップも着氷が乱れて減点対象に。しかし続くトリプルアクセルをクリーンにおりると、プログラム後半の4回転トゥループ、4回転トゥループ+2回転トゥループも決め、ジャンプ最後の要素はトリプルアクセル+オイラー+1回転サルコーでまとめた。スピン、ステップはレベル4でそろえ、187・10点を獲得。総合293・00点で、銅メダルを手にした。
 
 平昌五輪で獲得した銀メダル、そして先日の団体戦で獲得した銅メダルに続き、3度目の栄誉。しかし、メダリストが出席する会見での宇野は、全く満足している様子はなかった。

 会見で海外メディアの記者に「本当におめでとう。あなたにとってこの功績はどういう意味を持つか? そして、ランビエールコーチからは何か言われたか」と問われると、このように回答している。

「本当にこの4年間、いろんなことがあったなかで、この銅メダルを獲得できたこと、この舞台に自分がもう一度戻ってこれたことを嬉しく思っている。けれど、僕はまだまだ成長し続けたいと思っています。この五輪が僕の最終目標ではないので……僕にとって何が最終目標なのかまだ分からないけれど、今の目標は、成長し続けることです」

 宇野はフリーの演技を「素晴らしい状態とは言い難かったけれど、ギリギリだったけれど、耐えた演技ができた」と自己評価している。ただ、「練習でもっと、ネイサンのような安定感を持っていなければ、この演技を悔やむこともしてはいいけないのかなと思う」とも語っており、現時点での挑戦には満足している様子だった。

 そして、ランビエールコーチとの話についてはこう述べた。

「ジャンプ以外の部分で、振り付けしていただいた『ボレロ』。今大会では決して良い演技はできなかったなと思う。今大会で唯一の心残りは、このボレロがステファンが満足する、良かったといっていただけるような演技ができなかったことです」

 今シーズンは、ミスはあっても、あくまで挑戦することに重きを置いてきた宇野。その姿勢はひとつオリンピックで銅メダルとして結実した。次なる舞台は、世界選手権となる。

構成●THE DIGEST編集部

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