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フィギュア

「結弦くんにしかできない」メダリスト鍵山優真と宇野昌磨、“先輩”羽生結弦に賛辞「とても心強かった」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.10

羽生(中央)について述べた宇野(右)と鍵山(左)。(C)Getty Images

羽生(中央)について述べた宇野(右)と鍵山(左)。(C)Getty Images

 2月10日、北京五輪のフィギュアスケート競技、男子シングルの個人戦フリースケーティング(FS)が行なわれた。

 優勝は初の五輪金メダリストになったネイサン・チェン。続く2位には日本の18歳、鍵山優真が続き、3位には前回大会で銀メダルの宇野昌磨が入った。

 ふたりはセレモニー後の記者会見に出席。中国のメディアから「あなたがたにとって羽生はどのような存在か?」という質問に対し、このように述べた。

【北京五輪PHOTO】世界初の4回転半挑戦!北京で攻めの姿勢貫き4位フィニッシュの羽生結弦!
 

 今大会が初のオリンピックとなった鍵山は、「今の日本の男子フィギュアのレベルはとても高い。そのなかのひとりとして五輪代表に選ばれ、オリンピックで演技できることを嬉しかった」と述べたうえで、「ふたりの先輩がいてとても心強いなと思った。分からないことだらけだったんですけど、たくさんの人たちに手助けしてもらって、それがあったからこそ、演技に集中できた。とても感謝しています」とコメントしている。

 また、宇野は「日本のフィギュアスケート男子、フィギュア界はゆづくんがずっと引っ張っていると思う」と述べた。

「僕には、みなさんの想いを背負ってとか、プレッシャーを背負って競技するということは、真似ができない。本当に彼にしかできない。結弦くんにしかできないことだと思います。

 それに、フィギュアスケートはどんどんレベルが上がっていく。だからこそ、フィギュアスケートを続ける年月は短くなりつつあると思うですけれども、そういう風に何回も時代が変わるなかで、ずっとトップにいつづけるゆづくんはすばらしい。そしてそのなかでもさらにトップを行こうという姿勢は、真似できるものではないなと感じています」

 その羽生は3連覇のかかった今大会、4回転半ジャンプ(クワドアクセル)に挑戦。判定はアンダーローテーション(回転不足)となったが、オリンピックでも攻め抜く姿勢を貫き通した。その”先輩”の姿は、ふたりのみならず、後続のフィギュアスケーターたちにとっても印象的なものになっただろう。

構成●THE DIGEST編集部

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