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羽生結弦の挑戦を中国メディアも称賛!「美しく完璧」「限界に挑戦している」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.10

宣言通り4回転アクセルに挑戦した羽生を中国メディアも称賛した。(C)Getty Images

宣言通り4回転アクセルに挑戦した羽生を中国メディアも称賛した。(C)Getty Images

 2月10日、北京五輪のフィギュアスケートは男子シングルのフリースケーティング(FS)が行なわれた。ショートプログラム(SP)8位の羽生結弦は188.06点、合計283.21点で4位とメダルには届かなかった。

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 3連覇を目指す日本のエースは17番で登場し、「天と地と」の音楽に身をゆだね演技をスタート。冒頭で、誰も決めたことがない史上初の4回転アクセルに挑戦も失敗。続く4回転サルコーも転倒したが、後半には4回転+3回転トゥループ、4回転トゥループ+オイラー+3回転サルコー、トリプルアクセルを鮮やかに決め、落ち着いた滑りを見せた。

 そんな日本のエースに対し、中国のポータルサイト『捜狐体育』は、「羽生結弦は、絵に描いたように美しく完璧で、限界を絶えて挑戦し続ける姿は素晴らしい」と銘打った記事を掲載し、以下のように伝えた。
 
「羽生はミスを犯したが、彼のパフォーマンスに影響を与えなかった。トリプルアクセルなら完璧な演技ができるが、誰も達成していない難易度の高い技をあえて選んだ羽生は、自分の限界に挑戦している。彼の強いスピリットを私たちは称賛したい。何よりオリンピックの精神を反映している」

 大会後のインタビューで、羽生は「全部出し切ったっていうのが正直な気持ちです。明らかに前の大会よりもいいアクセルを跳んでましたし、もうちょっとだったなと思う気持ちもあるんですけど、あれが僕の全てかなって。もちろんミスをしないっていうことは大切だと思いますし、そうしないと勝てないっていうのは分かるんですけど、ある意味、前半2つのミスがあってこそ、この『天と地と』っていう物語ができあがっていたのかなって気がします」と振り返った。

構成●THE DIGEST編集部

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