北京五輪フィギュアスケート男子シングルのフリースケーティング(FS)が2月10日に行なわれ、羽生結弦は前人未到の "4回転アクセル"に国際大会で初挑戦。その歴史的瞬間に世界が注目した。
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ショートプログラムで8位と出遅れていた27 歳は、「天と地と」の曲に合わせ、冒頭で前人未到の超大技に挑戦。結果は惜しくも着地で転倒となったが、ジャッジでは1/2回転不足ながらISUの公認大会で史上初めて同技が成されたと認められたのだ。
この快挙に世界各国のメディアが称賛する一方、かねてより羽生の演技を愛す欧州衛星放送局『EUROSPORT』の名物解説者マッシミリアーノ・アンベシ氏は判定に不満を募らす。文面には「ユヅル・ハニュウの今日の4回転アクセルを何度か見直したが、他の4回転ジャンプに劣らない回転不足だと思う」と言い、こう続けた。
「つまりq判定(1/4回転不足)が妥当だろう。近いうちにまた見れることを願っています」
ソチ、平昌と2大会連続金メダルながら、攻めの姿勢を貫き、ここまで苦しいトレーニングに耐えてきた羽生。それだけに歴史的快挙を成し遂げた27歳への厳しすぎる判決に納得できない人もいたようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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